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【BQEYZ BQ10 レビュー】BQEYZのゲーミングイヤホン!?5千円以下ではベストな選択肢になるかも🎮🎧<PR>

要点

・ゲーミングイヤホンとして5,000円以下で最高の選択肢のひとつ

・自然で滑らかな聴き心地の良いサウンド

・価格帯を考えると広い音場と優れた解像度・分離感でゲームでも音楽でも活躍できる

・存在感がありつつも邪魔にならない安全な高音域と丁度いい低音域

・不快感を消しニュートラルを目指したチューニングのため、音楽的に面白みに欠けると感じるかもしれない

 

 

まえがき

こんにちは、レビュー編#8です。

 

今回はBQEYZ BQ10です。

BQEYZといえば2~3万円のミドルクラスのイヤホンに定評がありますが、今回のBQ10は5,000円以下の低価格ゲーミングイヤホンです。

 

元々、BQEYZのイヤホンはゲームに向いている製品が多い印象でしたが、BQ10は最初からゲーミングの名を冠して開発されたイヤホンということで期待値は高いです。

ですので、今回はゲームでの使用も踏まえ見て行ければと思います。

 

なお、今回の製品はレビューのため BQEYZ Audio_Japan 様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

この依頼に際し、製品提供以外の金品授受その他便宜の提供はございません。また、内容に関して指示等は一切なく、完全に私の知識と経験に基づき感じたままをレビューしています。

 

 

付属品や外装

 

外装及び付属品はこんな感じ。

内容物は①本体、②ケーブル、③イヤーピース、④ケース、⑤説明書・合格証です。

イヤーピース2種類にケース付きと、この価格帯では十分な内容だと思います。

 

 

②標準ケーブルは180コア2ストランド、高純度の無酸素銅に銀メッキを施したケーブルです。(公式販売ページより)

ピンは0.78㎜ 2Pinで、プラグはType-CのDSPケーブルと3.5㎜ケーブルの2タイプあります。

今回は3.5㎜を選びましたが、公式サイトを見る限り、DSPケーブルと3.5㎜ケーブルは若干ケーブル自体も異なるようなのでご注意ください。

 

 

 

④イヤーピースは白黒の2種類が各3サイズついています。

口径の広いワイドボアタイプ(白)と、標準的な弾丸タイプ(黒)です。

 

 

⑤ケースは小さめですが、本体と付属ケーブルならばちゃんと収まるサイズです。

 

 

本体デザイン・造形

 

シンプルでカッコいい金属性のフェイスプレートが特徴的です。

筐体ハウジング部分は樹脂製で、軽量性と装着の快適さを確保しています。

FPのメタルはマット加工なので傷や汚れは目立たなそうです。

総じて5,000円以下のイヤホンとしてはしっかりとした造りだと思います。

 



ノズル部分の径はやや太め、軸の長さはやや短めです

返しもあるので大抵のイヤーピースが装着できると思います。

 

コネクタ部分はやや凹んだ2pinです。

主流の端子なので拡張性は〇ですが、CIEM2Pinか、少し端子がせり出した2Pinをおすすめします。完全なフラットなタイプの2Pinケーブルだと、ピンの長さが短いと上手くハマりません。

 

なお、標準ケーブルを装着するとLRの表記が外側に来るので、装着した時見える状態になります。正直これは数少ない不満点の一つで、左右表記は内側になるようにデザインしてほしかったです。

 

 

 

装着感

やや特殊ですが着け心地の良い形状で、フィット感も〇、没入感も良いです。

遮音性はぼちぼちといったところ。

 

ハウジング部分は樹脂製なので重さも感じず、長時間の使用でも不快感はありませんでした。

また、耳にフィットするため、軽く動いても外れることはありませんでした。

 

 

音の感想

視聴環境

エージング  50時間

・PC → FosiAudio K7 → 本機(EQ無し)

・ケーブル  標準(3.5㎜)

・イヤピ  標準・白(ワイドボアタイプ)

・リファレンス曲

  〇藤井風『花』

  〇Maroon 5Sunday Morning

  〇RIIZE『Boom Boom Bass』

  〇凛として時雨『Telecastic fake show』

  〇ハヌマーン『Fever Believer Feedback』

  〇Owl City『Good Time』

  〇milet『inside you』

  〇宇多田ヒカル『First Love』

  〇トゲナシトゲアリ『雑踏、僕らの街』

  〇Kalafinaアレルヤ

  〇HIMEHINA『LADY CRAZY』

  〇XG『WOKE UP』

  〇花譜  I SCREAM LIVE



 

全体的な印象について

ドライバーは12mmデュアルキャビティダイナミックドライバーユニットから構成され(公式販売ページより)1DDの構成です。

 

音色はナチュラル~やや暖色寄り。

聴き心地が良く滑らかで、まとまりの良い音です。

 

チューニングはハーマン曲線ベースのなだらかな弱ドンシャリ

公式の紹介としては「ニュートラルなチューニング」とのことです。

よくあるハーマンチューニングのイヤホンと比べると、確かに高音域と低音域が突出した感覚が少なくニュートラル寄りですが、個人的な体感としてはやや低音に重心があります。

周波数特性 - 販売ページより

 

各音域について

◎低音域

12mmという比較的大型のダイナミックドライバーのおかげか、豊かで満足感のあるベースを提供してくれます。

ミッドベースは適度なアタック感と滲みの少ない良く制御されたベースラインで、サブベースはブーミーすぎない程度の心地よい深さと響きです。

総じて他の帯域を邪魔しない、かつ存在感のある上手いバランスに整えられている印象でした。

 

もちろん、ベースヘッド(低音好き)には物足りないと思いますが、ニュートラルのチューニングを目指しつつ聴きごたえを残す、という目標の中では最善の調整ではないでしょうか。

ゲームにおいては低音域は迫力の表現や、リアル感の演出のために欠かせない音域ですから、その点でも丁度良い塩梅に感じます。

 

 

◎中音域

前述のように低音域に重心がありつつも、中音域もしっかりと前面に配置され主役として据えられていることを感じ取ることができます

ボーカルは一歩前に出る感覚で、楽器の中に埋もれません。それと同時に過度に強調された不自然さはなく、素朴で聴き心地が良いです。

 

低中音域では温かみのある男性ボーカル、豊かな音色で響く楽器がうまく配置され、速さはありませんが滑らかに再生される印象です。

中高音域ではピークが少ないことで煌めきや伸びやかさは平均的ですが、耳障りになるような刺激音はほとんどありません。これはFPSゲームでの銃声等が不快になりやすいことを考えると大きなメリットだと思います。

 

総じて際立った解像度を誇るわけではありませんが、価格帯を考えると十分なディティールを備えており、聴き心地とまとまりの良さに優れた表現力を持っていると思います。

 

 

◎高音域

高音域は存在感がありながらも、前面に出すぎないように調整されている印象です。

シンバル、ハイハットなどの楽器は煌めきや金属的な鋭い響きは平均的ですが、滑らかで心地よい音色で、不快な刺さりも少なく、長時間の視聴でも聴き疲れしにくいと思います。

 

トレブルヘッド(高音好き)には物足りないかもしれませんが、個人的には自然で十分な聴きごたえのある響きであると感じました。

ニュートラルでゲーム向けのチューニングとしては必要十分な量感で、かつ不快感を削るために適度なバランスであると思います。

 

 

空間表現について

※確認に使用した音声

"イヤホン/ヘッドホン専用 【音像定位】 Sound localization"

https://youtu.be/NOvJSTQhcyM?si=QEwh0pFU7bJjrtkB

"イヤホン/ヘッドホン専用【音源移動】足音/FPS/ゲーム/音響技術開発 Sound source movement" 

https://youtu.be/waQkQ_kq3ww?si=ZYuARvx0SISMdeN3

 

価格帯を考えると空間表現はかなり優れていると感じます。

十分な定位感で、方向の把握が容易です。ASMRなんかにもいいと思います。

サウンドステージも左右に広く、かつ風通しの良い開放感があります。

 

 

ゲームでの使用について

主にFPSゲーム(Apex Legends)で使用してみました。

PCからFosi Audio K7に接続し、EQ調整無しで使用。

 

装着感としては、本体が軽く装着感も良いので長時間の使用でも不快感は少ないです。

また、この形のIEMであれば平均的、十分な遮音性を備えていると思います。

 

音の聴き分けについて、方角、距離感とも掴みやすいです。

レイヤーもしっかり分かれている印象で、ごちゃつきは感じませんでした。

強いていうなら建物における上下はやや弱い印象でした。

 

中‐高音域が安全で銃声の刺さりはほとんどありませんでした。

そのため全体的な音量をいつもより少し大きめにしても不快感が少なく、重要な音の聴き分けがしやすくなりました

また、低音域が十分出ているのでゲームとしての迫力は失われていません。

 

当然十分な予算があるなら解像度にも空間表現にも上があると思いますが、5,000円以下で買えるということ考えると、総じてゲーム向けとして十分な性能を有しており、特に入門として非常に良い選択肢であると感じました。

 

 

おわりに

オーディオ向けのイヤホンに定評のあるメーカーがゲーミングイヤホンを作ったらどうなるのか?

BQ10はゲームでの使用に十分な性能があり、かつ突出した部分は少ないながら音楽も十分に楽しめる優秀なイヤホンであり、ゲーミングと名を冠した、本当にゲームに向いているのか怪しいような製品が跋扈する中にあって、誠実かつ堅実な製品であると感じました。

今後、安価でオススメのゲーミングイヤホンの選択肢として名前が挙がっていくのではないかと思います。

 

さて、今回のレビューは以上となります。

また次回の記事でお会いしましょう。

 

 

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