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【KEFINE Klean SV レビュー】ゲームにも音楽にも使えるクリーンな音が魅力の金属筐体1DDイヤホン!<PR>

要点

高いビルドクオリティの金属筐体。軽量で装着感・密閉感が良い 

バランスの取れたニュートラル〜弱ドンシャリ傾向で聴き疲れしない音

・タイトでキレのある低音域と、刺さりを抑えつつ解像感の高い高音域

・ボーカルが引っ込まず、自然な距離感で聴かせる中音域 

・音場は自然で、定位や分離感もしっかりしているのでゲームにも使える

・価格としては十分な付属品。3種の交換式ノズルで微調整が可能

・Type-C接続でDAC不要。スマホやPCに直挿しで安定したパフォーマンス

 

 

まえがき

レビュー#42

今回は KEFINE Klean SV です。

 

「Klean SV」は、高品質な製品を展開する「KEFINE」が送る、1DDの有線イヤホンです。 前作「Klean」をベースにしつつ、筐体をシルバーに変更し、より解像感を高めクリアなサウンドを目指してブラッシュアップされた進化版モデルになります。

また、3種類のチューニングノズルが付属し、ユーザーの好みに合わせて音質をカスタマイズできるのも大きな特徴です。今回は特に、スマホやPCにそのまま直挿しできる Type-Cプラグ版のレビューとなります。

 

なお、前作は未試聴のため今回はSV単品のレビューとなります。

 

今回の製品はレビューのため Angelears JP 様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

この依頼に際し、製品提供以外の金品授受その他便宜の提供はございません。また、内容に関して指示等は一切なく、完全に私の知識と経験に基づき感じたままをレビューしています。

 

「KEFINE Klean SV」は現在Amazon、AliExpressで販売中です。

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仕様

スペック 

製品名

Klean SV

駆動方式

1DD(DLC振動板ダイナミックドライバー)

感度

107dB ± 3dB

インピーダンス

32Ω ± 15%

周波数特性

20Hz-20kHz

駆動方式

1DD+3BA

筐体素材

CNC加工アルミニウム合金

プラグ

4.4mm / 3.5mm / Type-C (マイク付き)

 

ドライバー

「Klean SV」は、シンプルな 1DD の構成です。 振動板に軽量かつ高剛性な DLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティング を施した新開発の10mmダイナミックドライバーを採用しており、明瞭でキレのあるレスポンスを実現しています。

【DLCダイヤフラムで極致の高音質】世界最硬クラスのDLC(ダイヤモンドライクカーボン)素材をダイナミックドライバーに採用。軽量かつ高剛性の特性を活かし、高音域の透明感と細部まで再現する高忠実度サウンドを実現。デュアルキャビティ構造で左右均一な音場とパワフルな低音、豊かな中音、滑らかな高音を提供します。 

※仕様情報・画像等については公式販売ページより引用

 

 

付属品や外装

パッケージはシンプルで洗練されたデザイン。 

 

内容物は①本体、②交換式ノズル、③イヤーピース、④ケーブル、⑤ケース、⑥説明書等 。

価格の割に付属品が充実しているのが素晴らしいですね。

 

② 交換式ノズルは3ペア。

音質の違いについては後述します。

 

③ イヤーピースは白黒の2種・各3サイズ。

いずれも標準的な弾丸型のイヤーピースですね。

 

④ ケーブルは「銀メッキ銅線」

クールなメタリックカラーで、ケーブル自体は柔らかく使いやすいです。

やや絡まりやすいかも。

 

コネクタは0.78mm 2pinで汎用性があります。

プラグは4.4mm / 3.5mm / Type-Cの選択式で、Type-Cはマイク有。

 

正直そのまま十分に使える品質なので特段不満が無ければリケーブルの必要もないかなと思いますが、個人的にはリケーブルによってさらにポテンシャルを引き出せると考えているので、バランス化したい・少し物足りない等があったときにはリケーブルしてみることをお勧めします。

 

④ ケースはやや小ぶりなセミハードケース。

本体とケーブルくらいなら入るかなというサイズ感です。

 

⑥ 説明書等。

 

 

本体・装着感等について

本体・造形について

筐体はCNC加工のアルミニウム合金製です。

金属製でありながらマットな仕上げになっており、指紋が目立ちにくいです。

フェイスプレートの格子状の模様もシンプルで上品な質感があります。

総じてビルドクオリティは高く、価格以上のしっかりとした作りを感じます。

 

コネクタ部分はフラットな2PINで、汎用性は高め。

返しがあるので大抵のイヤーピースは装着できると思います。

 

装着感について

金属筐体ですが、非常に軽量に作られています。

耳へのおさまりが良い形状をしているため、フィット感は良いです。

コンパクトで長時間着けていても不快感がなく、非常に快適な装着感です。

 

 

音の感想

視聴環境

・アラサー男の耳 (16000hz)、ドンシャリ(V字、W字)好き

・エージング  50時間

・PC、Google Pixel 9 Pro → 本機(Type-C接続)

・音量大きめ(音漏れが聞こえるくらい)

・ケーブル  標準(Type-C)

・イヤピ  標準(白)

・主なリファレンス曲(flac音源)

  〇藤井風『満ちていく』

  〇米津玄師『海の幽霊』

  〇RIIZE『Boom Boom Bass』

  〇Mrs. GREEN APPLE『ライラック』

  〇凛として時雨『Telecastic fake show』

  〇RADWIMPS『会心の一撃』

  〇Vaundy『life hack』

  〇女王蜂『01』

  〇鹿乃『優しさの記憶』

  〇星街すいせい『綺麗事』

  〇milet『inside you』

  〇宇多田ヒカル『First Love』

  〇トゲナシトゲアリ『雑踏、僕らの街』

  〇Kalafina『アレルヤ』

  〇HIMEHINA『LADY CRAZY』

  〇アイナ・ジ・エンド『Love Sick』

  〇梶浦由記 『「Fate/stay night [Heaven's Feel]」コンサート』

 

 

全体的な印象について

音色はクリーンで、味付けの少ない自然な音かなと感じました。

 

チューニングとしては弱ドンシャリといった印象で、重心は中央寄り。

特定の帯域が過度に主張することなく、全体的な見通しが非常に良いです。

 

価格帯を考えれば解像度は十分以上の水準にあり、全体を通して情報量は多いのに聴き疲れしにくい、絶妙な調整が施されています。

カリカリの分析的な音ではなく、過度な刺激を抑えた聴き心地の良いチューニングで、日常的に音楽を流し聴きするのに最適な印象。

全体的な音のまとまりが良く、ボーカル中心の楽曲やアコースティック音源と非常に相性が良いと感じました。

 

Type-Cプラグ内にDACが組み込まれているため、どのデバイスに繋いでも極端な出力不足にならず、十分なパフォーマンスを発揮してくれます。

気になりがちなホワイトノイズもほとんどありません。


また、3種の交換式ノズルによって音の傾向を調整できるのも面白いポイントです。

ただ、Type-C環境ではノズル交換による音の劇的な変化は少なく、あくまで微調整の範囲に留まる印象です。

シルバー(標準):最もバランスが良く、滑らかでクリーンな自然なサウンド。まずはこれで聴くのがおすすめ。

ブラック:低域の量感と厚みが増し、高域のピークが抑えられます。角が取れてボーカルに温かみが出る、よりリスニング向けのサウンド。

ゴールド:高音域が強調され、より明るく抜けの良いサウンドになります。人によってはやや刺激的で金属的に感じることもあるかも。

個人的には、標準のシルバーノズルが一番バランスの取れた絶妙な塩梅だと感じました。

 

※周波数特性:公式販売ページより

 

 

各音域について

低音域

適度にコントロールされた、クリーンな低音域です。

量感は多すぎず少なすぎず、全体を邪魔しないバランスに保たれています。

 

ミッドベースは締まりが良く、気持ち良さよりも正確さに振っている印象。

サブベースは適度に鳴りますが、空間を支配するような深い沈み込みや物理的なインパクトを求めるベースヘッドの方には少し物足りないかもしれません。

 

全体としてボワつかないタイトな音なのでベースラインやキックドラムのリズムが明確で輪郭を追いかけやすく、楽曲の下支えとして非常に優秀な質感をしている印象です。

 

中音域

自然で分離感の良い描写が印象的な中音域です。

音に色付けが少なく、ニュートラルで優等生なトーンを維持してくれます。

音の輪郭は鋭すぎず、適度な柔らかさがあるため聴き疲れしません。

 

ボーカルは全体の中で適度に前へ出てくるため、歌声がクリアに聴き取れます。

女性ボーカルは透明感があり明るく伸びやかに聴こえ、男性ボーカルは変な癖がなく自然体で聴かせてくれます。

 

楽器類との分離も良好で、ごちゃごちゃと混ざらない丁寧な鳴り方をします。

 

高音域

刺さりを抑えつつも、適度な抜け感を持った解像感の高い自然な高音域です。

 

シンバルなどの金属音はシャープで分離が良く、ハッキリとクリアに聴こえますが、不快なピーキーさやギラつきはありません。

超高域への強烈な伸びや派手さは物足りない印象ですが、その分音がごちゃつかず、情報量は多いのに長時間聴いても聴き疲れしにくいです。

 

全体的に非常に丁寧な音作りになっている印象です。

 

 

空間表現(ゲームでの利用等)について

音場は標準的な広さで、誇張のない自然な広がり方をする印象です。

空間そのものが広大というわけではありませんが、各音の分離感がしっかり取れているため、窮屈さや閉塞感を感じません。

広大なステージというよりは、ボーカルや楽器が自分の周りの近い位置にしっかりと定位する感覚です。

 

ゲームでの利用についても、 十分以上に使えるなという印象です。

FPS(APEX、VALORANT等)においては、分離の良さと定位感の正確さから、敵の足音が左か右か、近いか遠いかといった方向・距離感を掴みやすいです。

低音が膨張しないため、重要な足音がアビリティや銃声にマスキングされにくいのも実用的で良いポイントですね。

マイク付きケーブルを選べばVCも手軽にこなせるので実用性は高いです

 

 

おわりに(感想・まとめ)

「KEFINE Klean SV」は、安価ながら金属筐体の高い質感と、充実の付属品、そして安定した音質を楽しめる非常にコストパフォーマンスの高いイヤホンだと感じました。

 

特にType-CモデルはスマホやPCに直挿しして、手軽にバランスの良い音を聴きたいという用途においては、この価格帯でベストな選択肢の一つかなと思います。

逆に本体の性能が結構高いと思うので、性能を極限まで追求するためにアンプ+リケーブルで3.5mmや4.4mmの環境で鳴らすのもありだと思います。

 

ゲームにも音楽にも使い勝手が良いので、充実した付属品も含め、日常使いの相棒を探している方におすすめしたい優秀なエントリー機です。

 

さて、今回のレビューは以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

販売・リンク等

▷公式X:Angelears JP

▷販売リンク:

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【Culemi-10 Python リケーブル インプレ】重厚な外観から放たれる洗練された音色!ボーカルの定位と高域の抜けが秀逸なハイグレードケーブル<PR>

まえがき

簡易レビュー(インプレ)編 #14です。

今回は Culemi Audio より発売されているケーブル 「Culemi-10 Python」 です。

 

Culemi-10は、パラジウムメッキを施したOCC合金やグラフェンコーティングなど複数の素材を組み合わせた8芯構造を採用しています。さらに内部の中心にはケブラー繊維を配置することで、引っ張りに対する強度や断線への耐性を大幅に高めています。

物理的にかなりの太さと重量があるため、日常的な取り回しにはやや慣れが必要ですが、出てくる音は外観の無骨さとは正反対の非常に洗練された印象。イヤホン本来の特性を崩すことなく、基礎能力をストレートに引き上げてくれる一本です。

 

なお、今回の製品はレビューのため Culemi Audio 様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

この依頼に際し、製品提供以外の金品授受その他便宜の提供はございません。また、内容に関して指示等は一切なく、完全に私の知識と経験に基づき感じたままをレビューしています。

また、リケーブルは人によって変化の有無について諸説あったり、変化自体もイヤホンとの相性や、個人の聴覚による感じ方の違いが大きかったりする分野だと考えています。あくまで「私」が感じた変化として、参考までにご覧になることを推奨します。

 

 

 

製品情報・外観

・製品名:Python 

・導体:パラジウムメッキOCC合金 + 金メッキパラジウム層 + グラフェンコーティングパラジウム + ケブラー繊維

・抵抗値:0.21Ω 

・導体径:1.52mm

・コア数:8コア

・ケーブルコード:Culemi-10 

・編み込み:撚り編み 

・色:ゴールド 

・プラグ材質:5u 高品質純銅金メッキ 

・プラグタイプ:2.5/3.5/4.4/4ピンXLR 

・長さ:1.25m

・コネクタ:0.78 2ピン / MMCX/IE900/HD650/デュアル3.5/デュアル2.5 

・被膜素材:医療用PVC

 

見た目はゴージャスなゴールドカラー。

ケーブルの外装は医療用の樹脂素材(PVC)で覆われており、中心部には引っ張りに対する強度を高めるための特殊な繊維(ケブラー)が組み込まれています。多層的な金属素材を束ねた構造であるため、全体として非常に頑丈でがっしりとした造りになっています。

 

堅牢な設計ゆえに、一般的なケーブルと比較すると柔軟性がやや低く、日常的な取り回しにおいては重さを感じやすい仕様となっています。

スライダーはちゃんと機能します。

 

 

音質について

特定の帯域を過度に誇張しないフラット寄りのバランスな印象。

全体的に情報量が底上げされるため、各パートの音が混ざり合うことなく明確に分離して聞こえます。粗削りな部分を綺麗に整え、ワンランク上の上質なリスニング体験を提供してくれるケーブルです。

 

左右の広がりは標準的からややタイトな印象ですが、各音の配置がブレず、定位が非常に安定しています。見通しが良いため、窮屈さを感じさせない音場を形成してくれます。

 

低音域:しっかりと土台となる量感を確保しつつも、ボワボワと広がることはありません。輪郭がタイトに引き締まっており、ベース帯域の深い沈み込みを的確に表現してくれます。他の帯域を邪魔することなく、楽曲下支えしてくれる鳴り方です。

 

中音域: このケーブルにおけるハイライトの一つです。声の帯域が半歩手前に配置されるような感覚があり、細かい発声のニュアンスまで克明に描写してくれます。男性ボーカルの芯の太さも維持しつつ、特に女性ボーカルの抜けの良さが際立つ印象です。

 

高音域:耳障りなピーキーさを排除しつつ、十分な明るさを確保している印象。上にスッと抜けていく余韻が美しく、不快な刺さりはありません。

 

リケーブル

「Culemi-10 Python」×「LETSHUOER DX1

DX1が本来持っている、自然でまとまりのある一体感はそのままに、全体の解像度と分離感が一段階引き上げられる組み合わせになります。

Culemi-10は特定の帯域を無理に誇張することなく、全体をナチュラルに強化する特性を持つため、DX1の優しい音色を崩すことなく、音が混ざりがちな部分の見通しをクリアにしてくれる印象です。

 

 

製品リンク

 

 

おわりに(※視聴環境)

「Culemi-10 Python」 は、取り回しの面で人を選ぶ重量級のデザインですが、その出音は極めて実直でクオリティが高いです。

 

イヤホン本来のバランスを維持したまま解像度を底上げしたい方や、ボーカルの確かな存在感と高域の抜けの良さを両立させたい方にとって、非常に有力な選択肢となるでしょう。

 

さて、今回のレビューは以上となります。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

 

 

視聴環境

・アラサー男の耳 (16000hz)、ドンシャリ(V字、W字)好き

・DAP  SHANLING x TANCHJIM M3 Plus(EQ無、F1、Lowゲイン)

・音量大きめ(やや音漏れが聞こえるくらい)

・イヤホン  BeepAudio Azure、KBEAR KB16 Cepheus

・比較ケーブル  Azure付属ケーブル(4.4mm)

・主なリファレンス曲(flac音源)

  〇藤井風『満ちていく』

  〇米津玄師『海の幽霊』

  〇RIIZE『Boom Boom Bass』

  〇Mrs. GREEN APPLE『ライラック』

  〇凛として時雨『Telecastic fake show』

  〇RADWIMPS『会心の一撃』

  〇Vaundy『life hack』

  〇女王蜂『01』

  〇鹿乃『優しさの記憶』

  〇星街すいせい『綺麗事』

  〇milet『inside you』

  〇宇多田ヒカル『First Love』

  〇トゲナシトゲアリ『雑踏、僕らの街』

  〇Kalafina『アレルヤ』

  〇HIMEHINA『LADY CRAZY』

  〇アイナ・ジ・エンド『Love Sick』

  〇梶浦由記 『「Fate/stay night [Heaven's Feel]」コンサート』

 

 

【KBEAR Voyages SR-8 レビュー】美しき筐体に宿る力強いドンシャリサウンド!弾力ある低音とキレのある高音が楽しいハイブリッドIEM<PR>

要点

・美しい、サファイア調のレジン筐体。軽量で装着感・密閉間が良い

・アタック感強めのドンシャリ(V字傾向)サウンド

・深く沈み込むのにボーカルを邪魔しない、上質で弾力のある低音

・BAらしくキレがあり、明るく煌びやかで情報量の多い高音域

・十分以上の解像度とハイブリッドらしい分離感がある

・定位感が良く、適度な空間の広さでFPSゲーム等にも適性あり

・箱出しの粗さがやや気になったので、エージング推奨

 

 

まえがき

レビュー#41

今回は KBEAR SR-8 (Voyages) です。

 

「SR-8 (Voyages)」は高コスパイヤホンに定評のある「KBEAR」が送る、1DD+3BAのハイブリッドIEMです。

 

製品名に「Voyages(航海)」とある通り、レジンの美しいフェイスプレートが目を惹きます。「KBEAR」のイヤホンは外観のデザインが凝っていて良いですね。

音質的にはハイブリッドの強みを活かした聴いていて楽しいドンシャリで、昨今逆に減ってきた「らしい」サウンドを感じることができます。この方向性が好きな人には是非お勧めしたいですね。

 

今回の製品はレビューのため KEEPHIFI.JP公式 様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

この依頼に際し、製品提供以外の金品授受その他便宜の提供はございません。また、内容に関して指示等は一切なく、完全に私の知識と経験に基づき感じたままをレビューしています。

 

「KBEAR SR-8 (Voyages)」は現在 AmazonのYinyooストア で販売中です。

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仕様

スペック 

ブランド

KBEAR

型番

SR-8

製品名

Voyages

カラー

ブルーブラック / ブラックホワイト

感度

107dB±1dB@1kHz

インピーダンス

20Ω±10%@1kHz

周波数特性

20Hz-20kHz

駆動方式

1DD+3BA

ピンコネクタ

2PIN

プラグ

3.5mm
ケーブル長

120cm

 

ドライバー

「SR-8 (Voyages)」は、1DD+3BAのハイブリッド構成。

ダイナミックドライバーには液体シリコン振動板を採用しているのが特徴的です。

8mm液体シリコン振動板ダイナミックドライバーで重厚な低音を再現し、ツイン31785 BAユニットで温かみのある中音を、30095 BAユニットで鮮明な高音を実現。モニターイヤホンは全帯域にわたるバランスの取れたサウンドで、ジャンルを問わず楽曲の魅力を最大限に引き出します。 

従来のPET振動板より内部インピーダンスが高く軽量な液体シリコン振動板を採用!有線イヤホンの信号伝達の瞬時性が向上し、低音の伸びや中音の滑らかさ、高音のクリアさを大幅に向上。中華イヤホンは本来の音楽の細部まで忠実に再現します。 

※仕様情報・画像等については公式販売ページより引用

 

 

付属品や外装

「SR-8 (Voyages)」のパッケージはこんな感じ。

 

内容物は①本体、②ケーブル、③イヤーピース、④ケース、⑤クリーニングクロス、⑥説明書等

付属品は比較的シンプルですね。

 

② イヤーピースは3種類。

いずれも標準的な弾丸型のイヤーピースですね。

 

一番左側の軸が緑色のイヤーピースは柔らかめでサラサラとした手触り、中央はゴムっぽい質感のイヤーピース。一番右側のは何故か同じサイズのイヤーピースが2ペア入っていましたが、ごく普通の使いやすいイヤーピースといった印象です。

 

個人的には緑軸のイヤーピースが無難かなと感じましたが、低音の質を上げるため密着性の高いシリコン系のものに変えるもよし、KBEAR系列なら「KBEAR07」や「TRI Clarion」といった別売りで品質の高いものもあるのでそういったものに変えるのもよしかなと。

 

③ ケーブルの線材は「5N無酸素銅銀メッキ」

クールなメタリックカラーで、ケーブル自体は柔らかく使いやすいです。

 

コネクタは0.78mm 2pinで汎用性があります。

コネクタのメス側がちょっと狭いのか挿入時に硬さがあったので注意です。

 

プラグは3.5mmのみで、マイクの有無がオプションで選べます。

 

正直そのまま十分に使える品質なので特段不満が無ければリケーブルの必要もないかなと思いますが、個人的にはリケーブルによってさらにポテンシャルを引き出せると考えているので、バランス化したい・少し物足りない等があったときにはリケーブルしてみることをお勧めします。

 

④ ケースはやや小ぶりなセミハードケース。

本体とケーブルくらいなら入るかなというサイズ感です。

 

⑤ クリーニングクロス。あると助かる。

 

⑥ 説明書等。

ちなみに50時間以上のエージングが推奨されています。

 

 

本体・装着感等について

本体・造形について

本体は樹脂製で、ビルドクオリティも十分でしょう。

フェイスプレートは「Voyages(航海)」という名前にふさわしい、水面を思わせる美しい模様です。

光りに当たるとキラキラと輝き、つい色々な角度から眺めてしまいたくなります。

 

筐体自体は半スケルトンになっていて中の構造を確認することができます。

 

コネクタ部分はフラットな2PINで、汎用性は高め。

前述したようにコネクタのメス側がちょっと狭いのか挿入時に硬さがあったので注意です。

ノズルの径はやや太め、長さはやや短めです。

返しがあるので大抵のイヤーピースは装着できると思います。

 

装着感について

本体が軽く、形状も良く耳へのおさまりが良いため、フィット感が高く、長時間着けていても不快感はありませんでした。

オーソドックスなIEMタイプの良い形状だと思います。

耳のくぼみにピタッとハマる吸着感があり、遮音性も十分です。

 

 

音の感想

視聴環境

・アラサー男の耳 (16000hz)、ドンシャリ(V字、W字)好き

・エージング  50時間

・SHANLING x TANCHJIM M3 Plus → 本機(EQ無、F1、Lowゲイン)

・音量大きめ(音漏れが聞こえるくらい)

・ケーブル  標準(3.5mm)

・イヤピ  標準(緑軸)

・主なリファレンス曲(flac音源)

  〇藤井風『満ちていく』

  〇米津玄師『海の幽霊』

  〇RIIZE『Boom Boom Bass』

  〇Mrs. GREEN APPLE『ライラック』

  〇凛として時雨『Telecastic fake show』

  〇RADWIMPS『会心の一撃』

  〇Vaundy『life hack』

  〇女王蜂『01』

  〇鹿乃『優しさの記憶』

  〇星街すいせい『綺麗事』

  〇milet『inside you』

  〇宇多田ヒカル『First Love』

  〇トゲナシトゲアリ『雑踏、僕らの街』

  〇Kalafina『アレルヤ』

  〇HIMEHINA『LADY CRAZY』

  〇アイナ・ジ・エンド『Love Sick』

  〇梶浦由記 『「Fate/stay night [Heaven's Feel]」コンサート』

 

 

全体的な印象について

音色はニュートラル〜ややドライで寒色寄りかなと感じました。

低音域には暖かみがある感じもありますが全体的にはスッキリとした音です。

 

チューニングとしてはわかりやすくドンシャリで、重心は中央寄り~やや高め

ハイブリッドらしいメリハリの効いた音で、特にBAの担当する中高音域~高音域が元気な印象です。

ドンシャリらしく量感的に中音域はやや凹む印象もありますが、消え入るような感じではなく、しっかりと中央でエネルギッシュさを持って鳴ってくれます。

 

解像度は価格並みかやや上くらいの印象で、モニターイヤホンのようなカリカリ解像度ではありませんが、しっかりと情報量を感じます。

特にBAを積んでいる中音域~高音域の解像感がかなり良いですね。

マクロ的な分離感も良い印象で、低音に埋もれず、ボーカルや高域がはっきりと分離して聴こえます。ハイブリッド型の利点ですね。

 

全体的にリスニング向けに振り切っている印象で、モニター的な聴き方には向きませんが、音楽を楽しむという面においては、出来の良いハイブリッドらしさを十二分に感じることのできるイヤホンだと思います。

 

なお、推奨されている通り50時間くらいはバーンイン(エージング)することをおすすめします。

箱出しに比べ、各ドライバが本領発揮し安定したことで、全体的な印象がかなり良くなりました。

※周波数特性:公式販売ページより

 

 

各音域について

低音域

弾力と力強さのある低音域です。

量感としてはドンシャリの標準的~やや多めといった印象。

 

ミッドベースは硬すぎず柔らかすぎず、弾力感とある程度の余韻が残り、聴きごたえがあります。とはいえボワ付きのようなものは感じず、他音域へのマスクも無いので上手く制御されている印象です。

サブベースは十分な深みと響きがありつつも過剰にはならず、良い塩梅で楽曲の下支えをしてくれます。

 

全体的に単に量感が多いだけでなく、深く沈み込み、かつ制御された弾力のある低音になっているのではないかなと感じました。

 

中音域

中高音域はドンシャリらしくやや凹みはありつつも、定位感が良く十分な聴きごたえのある音です。

 

ボーカル帯はそこまで前に来る感じはしませんが、消え入るような感じではなく、しっかりと中央でエネルギッシュさを持って鳴ってくれます

女性ボーカルのはBAの特性が良い方向に働いているのか、かなり伸びやかで抜け感があり力強く、聴きごたえがあります。

男性ボーカルはやや厚みや豊かさが足りないと感じる場面もありますが、低音との分離はきっちりしていてぼやけないのが良いですね。

 

楽器類は特に中高音域~の存在感がやや強く、聴いていて楽しいです。

分離感も良好で、楽器同士の聴きわけもしやすい印象でした。

 

もし物足りないなと感じる方は、ケーブル(バランス化)やイヤーピースを変えてみるのも良いかもしれません

 

高音域

明るくキレのある高音域です。

量感としてはやや多めで、BAらしく煌めきと明瞭感がありつつも、鋭くギラギラしすぎない適度な滑らかさがあります。

また、シンバル等の金属感や細かい響きまで感じられる解像感が良いですね。

 

全体の中でも存在感があり、空間表現や全体のバランスの中でのアクセントとして良い働きをしていると思います。

一方で、高音が苦手な方には少し刺激が強いかもしれません。

 

なお、前述の通り50時間くらいはバーンイン(エージング)することをおすすめします。箱出しに比べ、高音域の荒っぽい感じが落ち着いた印象です。

 

 

空間表現(ゲームでの利用等)について

音場は標準的な広さで、左右上下とも窮屈感が無く良い塩梅。

適度な広さの中で、各パートの位置をしっかり定めて聴かせるタイプで、近距離間で綺麗に音像が結ばれる印象です。

分離感も悪くないので、立体感も十分に感じることができます。

 

ゲーム利用については、十分使えるなという印象です。

FPS(APEX、VALORANTで確認)においては音場はそこまで広大ではないものの距離感を掴むには丁度良い広さ。

定位感が良く、レイヤリングも十分なので音の方角も掴みやすいです。

 

 

おわりに(感想・まとめ)

「SR-8 (Voyages)」は、DDの力強く弾力のある低音と、BAの煌びやかな高音、分離感が良くレイヤリングがしっかりしているといったハイブリッドならではの楽しさが印象的な満足度の高いイヤホンでした。

 

一方で箱出し直後の高音の荒さや、中音域のやや引いた距離感など、最近の流行の中では万人受けする優等生というよりは、多少好き嫌いが分かれるイヤホンかもしれません。

 

とはいえ価格に対してしっかりとした完成度を持っていると思いますし、個人的にはこの方向性もかなり気に入ったので、ハイブリッドらしさを感じたい!とか、アタック感と熱量を持った王道のドンシャリ(V字)サウンドを楽しみたい!という方には、ぜひ一度聴いてみてほしいですね。

 

さて、今回のレビューは以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

販売・リンク等

▷公式X:KEEPHIFI.JP公式 

▷販売リンク:

「KBEAR SR-8 (Voyages)」は現在 AmazonのYinyooストア で販売中です。

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【DUNU TITAN X レビュー】重厚フルメタル筐体と力強い低音域。低価格でお値段以上の完成度なリスニング&ゲーム向けイヤホン!!<PR>

要点

・付属品含め、約5,000円クラスではお値段以上といえる総合的に高い完成度

高密度合金フルメタルシェルの重厚なビルドクオリティ(デザインは好みによる)

・ボーカルも前面で生き生きとした、聴いていて楽しいドンシャリサウンド

・力強く弾力のある印象的な低音域と、安全設計な高音域

・FPSゲームなどにも使いやすい自然な空間表現と、秀逸な分離感

(Type-C)スマホやPCに直挿しで完結する、DSP内蔵モデルの圧倒的な利便性

・分析的な音色ではない点、低音強め・高音弱めのチューニング、筐体重めな点は評価が分かれる

 

 

まえがき

レビュー#40

今回は DUNU TITAN X です。

 

「TITAN X」は老舗オーディオブランド「DUNU (DUNU-TOPSOUND)」が送る低価格・エントリーモデルのイヤホンです。

 

最近の中華イヤホンはどんどんレベルが上がっていて、特に5,000円クラスの激戦区には目を見張るものがありますが、「TITAN X」そんな低価格市場に殴り込みをかける一機です。

「Market Slayer(市場の破壊者)」という触れ込みが伊達ではないのか、気になるところですね。

 

今回の製品はレビューのため HiFiGo JP 様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

この依頼に際し、製品提供以外の金品授受その他便宜の提供はございません。また、内容に関して指示等は一切なく、完全に私の知識と経験に基づき感じたままをレビューしています。

 

「DUNU TITAN X」は現在  AmazonAliExpress で販売中です。

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仕様

スペック 

モデル

TITAN X

重量 (片側)

約 13 g

ドライバー

10mm PET複合振動板ダイナミックドライバー (DD)

周波数特性

5 Hz - 40 kHz

インピーダンス

16 Ω

感度

105 dB/mW (@ 1 kHz)

123 dB/Vrms (@ 1 kHz)

全高調波歪み (THD)

< 0.3% (@ 1 kHz)

ダイナミックドライバー

高剛性ドーム+柔軟複合振動板

デュアル磁気回路・デュアルチャンバー

ダイナミックドライバーユニット

筐体(キャビティ)素材

高密度合金

ケーブル

4芯高純度 銀メッキ単結晶銅ケーブル

ケーブル長

1.2 m ± 0.1 m
コネクタ

0.78mm 2-pin

 

ドライバー

「TITAN X」は、シンプルな1DDの構成。

デュアル磁気回路とデュアルチャンバー構造を採用したダイナミックドライバーにより、高い駆動力と優れたレスポンスを実現。高剛性ドームと柔軟サラウンドから成る複合振動板が、深みのある低音と伸びやかな高音を両立し、臨場感あふれるサウンドを再現します。このモニターイヤホンレベルの精密駆動システムが、正確な音響再現を可能にします。 

 

※仕様情報・画像等については公式販売ページより引用

 

 

付属品や外装

「DUNU TITAN X」のパッケージはこんな感じ。

 

パッケージ自体は小さめです。

 

内容物は①本体、②ケーブル、③イヤーピース、④ケース、⑤クリーニングツール、⑥説明書等

付属品はこの価格なら十分といったところ。イヤピが3種類あるのは良いですね。

 

② イヤーピースは3種類・3サイズ。

写真左側は標準的な弾丸型のイヤーピース。

 

写真中央は別売りもされている『DUNU Candy』という弾丸型のイヤーピース。

形自体は標準的な弾丸型ですが、傘がやや柔らかくフィット感が良いのが特徴です。

 

写真中央の灰色のイヤーピースは名称不明ですが、「Candy」よりやや開口部が広く、傘が硬めの弾丸型イヤーピースとなっています。

 

いずれも付属のイヤピースとしては、品質十分なので色々と試してみることをお勧めします。

 

③ ケーブルは「4芯 高純度 銀メッキ単結晶銅ケーブル」

低価格帯に付属するケーブルとしてはかなり高品質だと思います。

 

デザインは光沢があり美しく、イヤホン本体の金属シェルマッチして良い感じ。

非常に軽量で柔らかく、タッチノイズも少ないので実用的です。

 

コネクタは0.78mm 2pinで汎用性があります。

 

プラグは 3.5mm or Type-C のオプションで、Type-Cはマイク付き。

今回はType-Cを提供いただきました。

 

正直そのまま十分に使える品質なので、特段不満が無ければリケーブルの必要もないかなと思いますが、バランス化したい・少し物足りない等があったときにはリケーブルしてみるのもアリかもしれません。

 

④ ケースは布製で、ケーブルと本体位なら入るサイズ感。

 

⑤ クリーニングツール、⑥ 説明書等。

 

本体・装着感等について

本体・造形について

筐体は高密度合金製。

この価格帯のイヤホンはプラスチックや樹脂製が一般的ですが、かなりしっかりとした重みのある金属製で、ビルドクオリティも素晴らしいです。

「TITAN X」の最大の武器の一つがこの圧倒的なビルドクオリティだと思いますね。

 

フェイスプレートにはブランドロゴや派手な装飾はなく、シンプルに白い「X」の文字がデザインされているのみです。

このデザインに関しては好き嫌いありそうですが、個人的には結構好きです。

 

艶やかなマット仕上げが施されており、触り心地が滑らかで、かつ指紋や汚れが目立ちにくいです。

 

耳介側にはベント穴が二つ開いていて音が抜ける構造。

コネクタ部分はやや凹みのある2PINです。

ノズルの径はやや太め、長さはやや短めです。

 

装着感について

形状も良く耳へのおさまりが良いため、フィット感が高く、長時間着けていても不快感はありませんでした。

ただ個人的には非常に快適な装着感でしたが、金属特有の重さとノズルの太さがやや人を選ぶかもしれません。

しっかりフィットさせるためイヤーピースを色々と試してみることをお勧めします。

 

 

音の感想

視聴環境

・アラサー男の耳 (16000hz)、ドンシャリ(V字、W字)好き

・エージング  50時間

・PC、Google Pixel 9 Pro → 本機(Type-C接続)

・音量大きめ(音漏れが聞こえるくらい)

・ケーブル  標準(Type-C

・イヤピ  標準

・主なリファレンス曲(flac音源)

  〇藤井風『満ちていく』

  〇米津玄師『海の幽霊』

  〇RIIZE『Boom Boom Bass』

  〇Mrs. GREEN APPLE『ライラック』

  〇凛として時雨『Telecastic fake show』

  〇RADWIMPS『会心の一撃』

  〇Vaundy『life hack』

  〇女王蜂『01』

  〇鹿乃『優しさの記憶』

  〇星街すいせい『綺麗事』

  〇milet『inside you』

  〇宇多田ヒカル『First Love』

  〇トゲナシトゲアリ『雑踏、僕らの街』

  〇Kalafina『アレルヤ』

  〇HIMEHINA『LADY CRAZY』

  〇アイナ・ジ・エンド『Love Sick』

  〇梶浦由記 『「Fate/stay night [Heaven's Feel]」コンサート』

 

 

全体的な印象について

※Type-Cバージョンのレビューになります。

音色はナチュラル(自然)~ややウォーム(暖色)傾向

モニターイヤホンのようなカリカリで分析的、冷たい音ではありません。

とはいえ芯はクリアで、重い金属筐体のおかげかボワっと響く感じが無く、余韻はキレがあります。

 

チューニングとしては弱ドンシャリで、全体的な重心はやや低めな印象。

力強い低音域が全体を牽引し、中音域は凹むことなく特にボーカル帯域が少し前に出てくるため、歌声がクリアに聴こえます。

また、高音が安全設計なので不快な刺さりが少なく、ボリュームを上げめで音楽に没頭できる、リスニング向けの楽しいチューニングになっています。

 

解像度はこの価格帯としては平均的か、少し良い位な印象。ミクロのディティールの点では流石に価格が上の機種には及びませんね。

ただ、マクロのディテール(分離感)には優れた印象で、楽曲全体のレイヤリングや、ボーカル、メイン楽器の動きの描写に非常に優れています。単発DDとしては楽器の分離が素晴らしく、それぞれの位置でちゃんと鳴るので音が中央でごちゃごちゃに混ざらないです。

 

ちなみに今回提供いただいたのはType-Cケーブルverですが、ノイズはほとんど気になりませんでした。無音状態だと本当に若干ホワイトノイズがあるかなくらいです。

※周波数特性:公式販売ページより

 

 

各音域について

低音域

深みと弾力のある力強い低音域です。

量感としては多めで、このイヤホンにおけるメインディッシュの1つかなと思います。

 

サブベースも良い響きと深さを感じますが、特にミッドベースのパンチ力が印象的

キックドラムのドスの効いたアタック感や、ベースラインの弾むようなスピード感がとても気持ち良いいですね。同時に制御もしっかりと効いていてボワつかず、バスドラの連打など素早いビートにもしっかりと追従するタイトさも感じます。この辺りは良くできているなあと。

 

下支えがしっかりしているのでボーカルや楽器に豊かな厚みと温かみを与える一方で、もともと低音が強すぎる曲や、音数が多すぎる激しい曲では、多少低音が中音域にマスクすることもありました。

 

全体として力強いリズムと響きで下支えしてくれる楽しい低音域だと思います。

 

中音域

前面に出てくる生き生きとしたボーカルが印象的な中音域です。

ドンシャリイヤホンによくあるボーカルが凹んでいる印象はなく、むしろ中音域〜ボーカル帯域は良く分離していると同時にやや強調されて聴こえ、このイヤホンの主役の一つではないかなと感じました。


男性ボーカルは力強いミッドベースのおかげもあってチェストの響きに自然な厚みがあり、ボディがしっかりしている印象。

女性ボーカルはエネルギッシュに押し出されつつ、クリアさも失わないので聴きごたえがあります。

上手くピークを調整しているのか、ボーカルが鮮明に前に出てくるのに、s,tの音が刺さったり、刺激音になったりしにくいのも良いですね。

 

楽器類もクリアながら冷たくなりすぎずある程度温かみのあるトーンで鳴るので、変に浮くことなく自然な印象で聴くことができます。


全体として、カリカリの解像度で歌手のリップノイズを探すような聴き方ではなく、ライブ感だったりボーカルの熱量だったりを楽しめるリスニング向けのサウンドだと思います。

 

高音域

安全かつ明瞭な、アクセントとして優秀な高音域です。

ハイハットの音はキレ良くぼやけず明瞭に聴こえつつも、耳に刺さるような鋭さや刺激はほとんどなく、長時間のリスニングでも聴き疲れしません。安全設計のため、ついついボリュームを大きく上げてしまいがちでした。

 

一方で、ピークを削っている印象もあるので、超高域への伸びが足りず空気感や開放感に欠けると感じたり、カリカリの高解像度や突き抜けるような高音の伸びを求める高音好き(トレブルヘッド)の方には少し物足りない、暗い音に感じたりするかもしれません。

 

個人的には、空間を演出するのに十分な名脇役といった印象でした。

 

 

空間表現(ゲームでの利用等)について

音場は左右に自然に広がる印象。

低価格帯であることを考えるとかなり良いと思います。頭の中で音が詰まる感覚がなく、分離感が良く見通しが良いので立体的に広がる印象です。

 

定位感も十分よく、ボーカルが中央にしっかり定位し、左右に振られた楽器類も自然な配置で聴こえるので、位置関係が掴みやすいです。

 

ゲーム利用については、十分使えるなという印象です。

FPS(APEX、VALORANTで確認)においては音場はそこまで広大ではないものの距離感を掴むには丁度良い広さですし、正確無比とはいえずともレイヤリングが良いため音の方角も掴みやすいです。

 

その他のRPGやアクションゲームでは、低音を中心に迫力がありつつも高音の不快な音が少ないのでゲームに没入できます。映画鑑賞なんかにもいいかもしれません。

ただ、色々な効果音が同時に大音量で鳴るような状況になると、低音が少し膨張して全体の音が少し混ざり気味になることがあります。

 

とはいえ、Type-Cならば機器に挿すだけで、手軽に良い音になるのも魅力的ですね。

 

 

おわりに(感想・まとめ)

「DUNU TITAN X」は金属製の高いビルドクオリティ、力強く弾む低音、生き生きとしたボーカル、耳に刺さらない絶妙な安全設計の高音域、いずれをとっても価格以上の完成度を感じるイヤホンでした。

 

低音の強さや、高域の控えめさ、そして筐体の重さは好みが分かれる部分ではありますが、基本性能は価格としては十分以上のものがあると感じました。

 

総評として、音の粗を探すような分析的な聴き方をするイヤホンではなく、難しいことを考えず、低価格で純粋に音楽やゲームを楽しみたい!という方におすすめできるコスパが良いリスニングイヤホンだと思います。

 

特にType-Cバージョンは、その手軽さからDACなどの外部機材を持たないスマホユーザーやゲーマーにとってはかなり有力な選択肢の一つになるのではないでしょうか。

気になった方はぜひチェックしてみてください。

 

さて、今回のレビューは以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

販売・リンク等

▷公式X:HiFiGo JP

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要点

・2,000円台で買える高コスパなゲーミング&リスニング両用機

・メリハリの効いたドンシャリかつ、クリアに前に出る中音域(ボーカル)

・サブベース主体で深く沈み込み、迫力を演出する低音域

・明瞭感がありつつ刺さりがコントロールされ、長時間でも聴き疲れしない高音域

・FPS等で十分使える、的確な定位感と適度な音場の広さ

・超軽量な樹脂製筐体で、長時間着けても快適なフィット感

・ポテンシャルを引き出すなら、密閉度の高いイヤピへの交換やリケーブルがおすすめ

 

 

まえがき

レビュー#39

今回は KBEAR BANG-K (BK1) です。

 

「BANG-K (BK1)  」は高コスパイヤホンに定評のある「KBEAR」が送るゲーミングイヤホンです。

「ゲーミング」と言えば先日レビューした「CG01(Venus)」も、同時期に発売されたKBEARのゲーミングイヤホンですが、あちらはリケーブル不可・Type-Cのみ・光るという特徴がありました。

aspirinrin.hateblo.jp

対して「BANGK」は特に変わったギミックはない代わりに、QDCタイプのリケーブル可能イヤホンで、価格も少し抑えられています。

また、「CG01(Venus)」は弱ドンシャリで突出した帯域の少ない、比較的フラット寄りに整えたチューニングだったのに対し、「BANGK」は各帯域を強調する方向でやや強めのドンシャリになっています。

 

総合的な音の印象はかなり実用的で、リスニングにもゲームにもしっかりと使えるなという印象。「Venus」に引き続き安価で良いイヤホンを出したなあと驚きました。

 

今回の製品はレビューのため H HIFIHEAR KB EAR Official 様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

この依頼に際し、製品提供以外の金品授受その他便宜の提供はございません。また、内容に関して指示等は一切なく、完全に私の知識と経験に基づき感じたままをレビューしています。

 

「KBEAR BANGK」は現在 AmazonのHiFiHear Audio で販売中です。

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仕様

スペック 

モデル

BK1

製品名

BANG-K

ドライバー

10mm PET複合振動板ダイナミックドライバー (DD)

カラー

ブラック / ホワイト

インピーダンス

25Ω ± 15% @ 1kHz

周波数特性

20Hz-20Khz

感度

108dB ± 3dB / mW @ 1kHz

筐体素材

プラスチック + 金属

ケーブル

5N OFC (無酸素銅) 二重平行ケーブル

プラグ

3.5mm / Type C

コネクタ

2PIN QDC
マイク

オプション

 

ドライバー

「KBEAR CG01 Venus」は、シンプルな1DDの構成。

KBEAR BANGKゲーミングイヤホン は、10mmの高性能PET複合振動板ダイナミックドライバーを内蔵し、高い剛性と復元力を誇り、分割振動を抑制し、歪みを低減し、繊細な過渡応答を実現します。

 

※仕様情報・画像等については公式販売ページより引用

 

 

付属品や外装

「KBEAR CG01 Venus」のパッケージはこんな感じ。

パッケージ自体はかなり小さいです。

 

内容物は①本体、②ケーブル、③イヤーピース、④説明書等

付属品は至ってシンプルですね。

 

② イヤーピースは1種類・3サイズ。

いわゆる「フジツボ」タイプのイヤーピースです。

(KZのイヤホンによく付属していますね)

 

品質は正直それなりではありますが、フィット感は案外悪くないです。

ただ、やや硬めで柔軟性はあまりないのでサイズが合わなければ交換必須ですね。

また、高音が気になるとか、より低音を際立たせたいとかであれば、もう少し密閉性の高いイヤーピースに変えてみるのも良いかもしれません。

 

③ ケーブルの線材は5N OFC (無酸素銅)で、コネクタはQDCタイプ。

正直品質は値段なりかなとは思いますが、普通に音楽を聴く範囲で大きな問題はありません。

ただ、個人的にはリケーブルによってさらにポテンシャルを引き出せると考えているので、バランス化したい・少し物足りない等があったときにはリケーブルしてみることをお勧めします。

 


プラグは 3.5mmシングルエンド or Type-C のオプションで、3.5mmはマイクの有無を選べます。

今回は3.5mm版・マイク無を提供いただきました。

 

 

本体・装着感等について

本体・造形について

本体は樹脂製で、留め具の部分が金属製でしょうか。

漆黒の筐体と赤メッシュがゲーミングイヤホンらしさを醸し出しています。

 

メッシュの部分は開放型のフィルターっぽい見た目ですが、音漏れが殆どないので、それっぽいデザインなだけで音の抜けは無いと思います。

逆に耳介側にはベント穴が二つ開いていて音が抜ける構造です。

 

コネクタ部分はせり出した形のQDCタイプで、汎用性はやや低め。

ノズルの径は標準的で太くも細くもなく、長さはやや短めです。

 

装着感について

本体が軽く、形状も良く耳へのおさまりが良いため、フィット感が高く、長時間着けていても不快感はありませんでした。

耳への装着具合によって抜け感がやや変わるので、しっかりフィットさせるためイヤーピースを色々と試してみることをお勧めします。

 

 

音の感想

視聴環境

・アラサー男の耳 (16000hz)、ドンシャリ(V字、W字)好き

・エージング  50時間

・SHANLING x TANCHJIM M3 Plus → 本機(EQ無、F1、Lowゲイン)

・音量大きめ(音漏れが聞こえるくらい)

・ケーブル  標準(3.5㎜)

・イヤピ  標準

・主なリファレンス曲(flac音源)

  〇藤井風『満ちていく』

  〇米津玄師『海の幽霊』

  〇RIIZE『Boom Boom Bass』

  〇Mrs. GREEN APPLE『ライラック』

  〇凛として時雨『Telecastic fake show』

  〇RADWIMPS『会心の一撃』

  〇Vaundy『life hack』

  〇女王蜂『01』

  〇鹿乃『優しさの記憶』

  〇星街すいせい『綺麗事』

  〇milet『inside you』

  〇宇多田ヒカル『First Love』

  〇トゲナシトゲアリ『雑踏、僕らの街』

  〇Kalafina『アレルヤ』

  〇HIMEHINA『LADY CRAZY』

  〇アイナ・ジ・エンド『Love Sick』

  〇梶浦由記 『「Fate/stay night [Heaven's Feel]」コンサート』

 

 

全体的な印象について

音色としては自然な音色でナチュラル傾向。

カリカリだったりウォームすぎたりということはありません。

 

チューニングとしてはわかりやすくドンシャリで、全体的な重心は中央~やや高め(中高音域)な印象ですが、ベースの重心はしっかり下の方にある感覚。メリハリがあり聴いていて楽しい音です。

深く沈み込む低音域と、明瞭感ある高音がくっきりとしています。それに加えて、ボーカルがやや前傾しているので、ややW字のような印象を受けるかもしれません。

聴かせたいメインの音が各帯域で各々強調され、結果としてドンシャリとして上手く破綻しないバランスを保っています。

 

リスニング用途としては、テンポが速く音数の多い曲はやや苦手かもしれません。

また、1つの音にフォーカスした時のミクロの解像度は価格なりかなと感じます。

ただ、マクロ的、全体的なレイヤリングとしてはメリハリがあり帯域毎の分離感も悪くない印象です。

 

ゲーミング用途としては中音域付近が中央にしっかりと定位し、音場は広くないですが上下左右に適度な距離感があるので方向を掴みやすいです。

 

音量は取りやすいですね。

※周波数特性:公式販売ページより

 

 

各音域について

低音域

重低音が響くブーストされた低音域です。

やや誇張されており、音楽的に楽しい方向性のドンシャリであるとともに、ゲームにおける迫力を演出してくれます。

 

ミッドベースは弾力があり、サブベースに引っ張られているのか少しゆったりとした余韻があるタイプな印象。

サブベースは下の方まで深く沈み、体に響く感覚があります。

 

位置的にもしっかり下方にある感じで、中音域とのレイヤリングも良いです。

低価格帯で低音を強くすると、音がボワついて中音域(ボーカルや主要な楽器)をマスキングしてしまい、全体が籠もった音になりがちですが、中音域をマスクしないので、低音の迫力とボーカルのクリアさが両立しています。

 

中音域

中音域はやや前傾しつつニュートラルな印象。

低音域も高音域も強調された音ですが、位置関係の良さも相まって、ボーカルも負けじとしっかり前に出て主役を張ってくれます。

特に低音域の支えが強力なので、男性ボーカルは厚みや艶を感じやすいです。

中高音域はやや強調されている印象です。

 

とはいえ全体的に音楽的な音の豊かさや余韻はもう一歩というところ。低価格という部分を加味すると仕方ない部分ではありますが、やや淡々と鳴ってる感じは否めません。

ただ、逆にゲーミング向けとして考えると、変に脚色が無いので自然で聴きやすいとも言えます。

 

高音域

ドンシャリとしてそれなりに強調された、明瞭感のある高音域です。

とはいえ刺激感はかなりコントロールされており、聴きやすい音になっています。

ゲーム利用において高音域の刺さりは不快感に繋がりやすいので、良い調整だと思います。

やや距離があり低音とのコントラストが映える印象です。

 

 

空間表現(ゲームでの利用等)について

サウンドステージは標準的な広さで、音の鳴りは近い印象。

足音の方向や位置把握が重要なゲームでは音楽的な空間の広さはかえって距離感を掴みにくくすることがあるので、ゲーム利用の観点からは丁度いい音場の広さだと思います。

中心から広がる定位感も良く、位置関係が掴みやすいです。

分離感はぼちぼちな印象。基本的に音のレイヤリングは悪くないですが、複数の音が重なるような場面だと、ややごちゃつく感じがしました。

 

肝心のゲームで使用した感触としては、「十分使いやすい」という印象です。

FPSゲーム(APEX、VALORANTで確認)では定位感の良さから方向を掴みやすいです。前述の通り空間的に丁度いい広さで、距離感がバグることもなかったです。

低音がしっかり出ているので迫力もあります。

軽くて長時間の使用にも向いているのでその点もプラス。

ただ、音の強調という部分では比較的ナチュラルに聴きやすいくらいで、足音だけが浮かび上がるような特別感はなかったです。

低価格としては及第点ではないでしょうか。

 

 

おわりに(感想・まとめ)

「BANG-K(BK1)」は、2,000円台というエントリー向けの価格設定でありながら、非常に使い勝手の良いコストパフォーマンスの高い1DDイヤホンでした。

 

「ゲーミングイヤホン」と銘打たれている通り、FPSでの定位感や方向の把握といった実用性は十分クリアしています。それに加えて、刺さりを抑えたマイルドな高音と、着けていることを忘れるような軽量設計のおかげで、長時間のゲームプレイや音楽視聴でも耳が疲れにくい点が大きな魅力だと感じました。

 

リスニングにおいては多少物足りなさはありつつも、深い低音の沈み込みと、手前に定位するクリアなボーカル、明瞭ながら安全志向の高音域で、メリハリの効いたドンシャリとして十分楽しい音楽体験ができると思います。

 

箱出しのままでも十分に優秀ですが、イヤーピースをより密閉度の高いものに交換して低音の輪郭を整えたり、QDCコネクタを活かしてリケーブルでさらに解像度を引き出したりするのもあり。

安価で手軽に手に入るイヤホンとしてかなり使いやすいのでオススメです。

 

さて、今回のレビューは以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

販売・リンク等

▷公式X:H HIFIHEAR KB EAR Official

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「KBEAR BANGK」は現在 AmazonのHiFiHear Audio で販売中です。

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【TRKAPLST リケーブル インプレ】TRKAPLSTの七つの大罪シリーズ『Laziness』『Envy』をレビュー!!<PR>

まえがき

簡易レビュー(インプレ)編 #13です。

今回は TRKAPLST HIFI Store より、以下の2ケーブルを紹介していきます。

TRKAPLST-34 Laziness(怠惰) 

② TRKAPLST-35 Envy(嫉妬)

いずれも Normal(フラット) 2PIN・4.4mm を提供いただきました。

 

TRKAPLSTは割かし新興のケーブルメーカーですが、技術的な部分はivipqやzisinと同系列のメーカーだけあってかなりしっかりしている印象です。

そんなTRKAPLSTの送る新作ケーブルのシリーズ、『七つの大罪』の初弾として、「Laziness(怠惰)」「Envy(嫉妬)」の二本のケーブルが発売されました。

なかなか中二心…もとい男心をくすぐるネーミングですね。

なお、当初「Laziness」は「Sloth」という名前だったのですが、変わったようですね。いずれも同じ「怠惰」という意味合いです。

 

なお、今回の製品はレビューのため TRKAPLST HIFI Store 様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

この依頼に際し、製品提供以外の金品授受その他便宜の提供はございません。また、内容に関して指示等は一切なく、完全に私の知識と経験に基づき感じたままをレビューしています。

また、リケーブルは人によって変化の有無について諸説あったり、変化自体もイヤホンとの相性や、個人の聴覚による感じ方の違いが大きかったりする分野だと考えています。あくまで「私」が感じた変化として、参考までにご覧になることを推奨します。

 

上記の製品は、現在 TRKAPLST HIFI Store で販売中です。

① TRKAPLST-34 Laziness

https://s.click.aliexpress.com/e/_c3qxh0xp

② TRKAPLST-35 Envy

https://s.click.aliexpress.com/e/_c3hFqQmB

 

① TRKAPLST-34 Laziness 

製品情報・外観


・製品名:Sloth (怠惰)

・製品番号:TRKAPLST-34

・編み方:クロス編み

・導体:単結晶銀 + 金メッキ (30×0.11 + 126×0.06) *4

・芯数:4芯

・AWG:19

・抵抗値:0.18Ω

・被膜素材:医療用グレードPVC

・長さ:1.25m

・プラグ:2.5/3.5/4.4mm

・コネクタ:MMCX/0.78mm 2PIN//IE900/HD800/HD650

 

ケーブは落ち着きのあるグレーカラー。

一本一本の線は細めですが、4芯なので全体ではしっかりとした太さがあります。

取り回しも良いですね。スライダーもちゃんと機能します。

 

装飾品はシルバーカラーで、統一感がオシャレかつ上品でカッコいいです。

くぼみが付いているので抜き差ししやすいですね。地味にありがたい。

 

音質について

「怠惰」という名前で想像される印象よりもピシッとしている気がします。

ニュートラルな音質傾向で、全体的な解像感が高く、雑味の少ないクリアな音質です。

空間も立体的かつ自然に広がっている感じで、窮屈さがありません。

イヤホンの持つ傾向をそのままに、ナチュラルにアップグレードしてくれる素行の良いタイプのケーブルだと思います。

 

低音域:ソリッドで弾力があるためボワつかず、傾向としてはタイトに引き締まる方向に感じました。連続したアタックでも鋭く鳴らしてくれる反応の良さを感じます。

 

中音域:ニュートラル~ややウォームな雰囲気で、きらびやかさと艶を兼ね備えていますが、クリアで分離感も良い印象です。ボーカルの情報量を上げつつもバランスを崩さず、適度な厚みを付与してくれる感覚です。

 

高音域:透明感がありつつ、解像感も高く、繊細で小綺麗な印象です。煌びやかさはありつつも鋭さは感じず、清涼感を演出してくれる高域だと思います。

 

リケーブル

「TRKAPLST-34 Laziness(怠惰) 」×「Agasound Sublimation

落ち着きのある上品さ、かつメタリックのカッコよさが光る組み合わせ。

Sublimationが非常にバランスの良い弱ドンシャリイヤホンなので、全体のバランスを崩さず底上げしてくれるLazinessと非常に相性が良く感じます。

特にタイトな低音域が小気味よく、スピード感もあるので、より軽快な気持ちで音楽を楽しめる印象です。

 

製品リンク

 

 

② TRKAPLST-35 Envy

製品情報・外観

・製品名:Envy (嫉妬)

・製品番号:TRKAPLST-35

・編み方:リッツ構造

・導体:希土類パラジウムメッキ + パラジウムメッキ銅 + グラフェン 

    (22×0.11 + 126×0.06×2 + 210×0.08×2)

・芯数:4芯

・AWG:17 / 19

・抵抗値:0.19Ω

・被膜素材:ポリ塩化ビニル (PVC)

・長さ:1.25m

・プラグ:2.5/3.5/4.4mm

・コネクタ:MMCX/0.78mm 2PIN//IE900/HD800/HD650

 

深いグリーンとメタリックのカラーリングかカッコいい!!

一本一本は細めで、4芯なので全体ではある程度の太さがあります。

取り回しも良いですね。スライダーも機能します。

 

装飾具はよくあるアルミニウム製で、特別感は無いですがカラーリングにはマッチしていい感じです。

 

音質について

こちらも「嫉妬」でイメージした刺激的な音とは裏腹に、聴きやすく柔らかさのある音に感じました。劇的な変化ではなく、解像感を高めて全体をそっと持ち上げてくれる感じです。

また空間表現については、空間をグッと広げるというよりは、高い分離感で情報を整理し見通しを良くしてくれる印象です。

 

低音域:リズムを強く刻み付けるというよりは、柔らかさもありつつ下支えしてくれている包容力のある低音域といった印象です。ややミッドベースに焦点が寄っていて、量感が増える感じがするかも。

 

中音域:分離感が良く見通しの良さがありつつも、カリカリっとした感じではなく柔らかさもあって聴きやすい印象です。ボーカルもクリアながら、適度な厚みと艶感があり聴きごたえがあります。

 

高音域:解像感が高く繊細なタッチのまま、煌びやかさを少し高めてくれる印象。シャリつきや刺さりを助長することなく、ほんの少し明るさを演出してくれます。

 

リケーブル

「TRKAPLST-35 Envy(嫉妬)」×「PULA  Unicrom

カラーマッチ以上に音の相性が良いと感じました。

適度なクリアさと角の立たない柔らかさで、全体のバランスを崩さずアップグレードしてくれます。

全体的にクリアで、分離感が良い方向に働くので、重すぎないスッキリと聴きやすさも兼ね備えた音を目指したい時に良いと思います。

 

製品リンク

 

 

おわりに(※視聴環境)

今回は同時に送っていただいた『七つの大罪』シリーズより「Laziness(怠惰)」「Envy(嫉妬)」をレビューしました。

どちらも「大罪」という名前とは裏腹に素性が良くクオリティが高い製品で、かつビジュアルも凝っていて良いケーブルの印象でした。

 

ちなみに、特に個人的なお気に入りは「Laziness(怠惰)」です。

気になった方には是非試してみてほしいですね。

 

さて、今回のレビューは以上となります。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

 

 

視聴環境

・アラサー男の耳 (16000hz)、ドンシャリ(V字、W字)好き

・DAP  SHANLING x TANCHJIM M3 Plus(EQ無、F1、Lowゲイン)

・音量大きめ(やや音漏れが聞こえるくらい)

・イヤホン  BeepAudio Azure、KBEAR KB16 Cepheus

・比較ケーブル  Azure付属ケーブル(4.4mm)

・主なリファレンス曲(flac音源)

  〇藤井風『満ちていく』

  〇米津玄師『海の幽霊』

  〇RIIZE『Boom Boom Bass』

  〇Mrs. GREEN APPLE『ライラック』

  〇凛として時雨『Telecastic fake show』

  〇RADWIMPS『会心の一撃』

  〇Vaundy『life hack』

  〇女王蜂『01』

  〇鹿乃『優しさの記憶』

  〇星街すいせい『綺麗事』

  〇milet『inside you』

  〇宇多田ヒカル『First Love』

  〇トゲナシトゲアリ『雑踏、僕らの街』

  〇Kalafina『アレルヤ』

  〇HIMEHINA『LADY CRAZY』

  〇アイナ・ジ・エンド『Love Sick』

  〇梶浦由記 『「Fate/stay night [Heaven's Feel]」コンサート』

 

【Fosi Audio ZH3】ドライバーの場所、ソフトウェアアップデート方法(曲頭の音切れ等改善)【ver 1.1.5】

 

はじめに

以前レビューしたFosiAudio ZH3について、(主にUSB接続時に)曲頭が少し途切れるという現象に遭遇しました。

 

aspirinrin.hateblo.jp

 

公式からファームウェアが配布され、アップデートしたところ改善が見られましたので、その方法を記しておきます。

※実施は自己責任でお願いいたします。

 

 

前提準備(ドライバーの導入)

まず前提として

・ネットワーク環境

・USBケーブル

・Windows PC

以上の3点が必要です。

 

① USBドライバの入手

https://support.fosiaudio.com/products/zh3# にアクセスし、「Manuals & Downloads」から「ZH3 Driver & Foobar2000 Installation Guide.rar」をダウンロード。任意のフォルダに解凍します。

(rarファイルなのでWinrar等の対応する解凍ソフトが必要)

 

② ZH3ドライバードライバーのインストール

1.インストーラー「FosiAudioUsbAudio_v5.68.0_2024-08-05_setup.exe」をダブルクリックして、インストールを開始します。

以下は確認手順です。(省略可)

2.「コントロールパネル」>「プログラム」>「プログラムと機能」に進み、ドライバーがインストールされているか確認してください。

 ▷ リストに表示されていれば、インストールは成功です。表示されていない場合は、ドライバーを再インストールしてください。

3.画面右下のシステムトレイ(タスクバーの右端)にドライバーのアイコンがあるか確認してください。

 ▷ アイコンが表示されている場合は、ダブルクリックしてドライバーのコントロールパネルを開きます。

 ▷ 表示されない場合は、コンピュータを再起動して再度確認してください。

4.デバイスの接続:

 ▷ 付属のUSBケーブルを使用して、ZH3をコンピュータに接続します。

 ▷ ZH3をUSB入力モード(USB Input Mode)に設定してください。

 ▷ ドライバーのコントロールパネルに「ZH3」と表示されれば、デバイスは正常に認識されています。

 ▷ システムトレイのサウンドアイコンをクリックし、出力デバイスのリストに「Fosi Audio」が表示されれば、接続は成功です。

 ▷ ※複数のFosi Audioデバイスが接続されている場合は、コントロールパネルで確認するか、音楽を再生してテストしてください。

 

③ Foobar2000のインストール(省略可?)

1.インストーラー「foobar2000_v1.5.2.exe」をダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールを完了させます。

2.プラグイン「foo-input-sacd」をダブルクリックしてインストールします。

 ▷ 注意のポップアップが表示されたら「はい」を押します。Foobar2000の「Preferences(設定)」画面が開きます。「Apply(適用)」をクリックして変更を保存します。(変更を適用するためにFoobar2000の再起動が求められる場合があります)

3.プラグイン「foo-out-asio」をダブルクリックしてインストールします。

 ▷ (同様に、変更を適用するためにFoobar2000の再起動が求められる場合があります)

4.ASIOファイル(ASIOProxylnstall-0.9.4)フォルダを開き、中のインストーラーをダブルクリックして「ASIOProxylnstall-0.9.4」をインストールします。

 ↪

 ▷ インストール画面では「ASIOProxy」にチェックが入っていることを確認し、「Next」をクリックして進めます。

5.Foobar2000を開き、「Preferences(設定)」を開きます。

6.左側のメニューから Tools>SACD に移動し、「ASIO Driver Mode」で「DSD」を選択して、「Apply(適用)」をクリックします。

7.左側のメニューから Playback>Outputに移動します。
 ▷ 「Device(デバイス)」のドロップダウンリストから「ASIO:foo_dsd_asio」を選択します。

8.「foo_dsd_asio」をダブルクリックして設定を開きます(Preferences>Playback>Output>ASIOの画面にて)。

 ▷ ポップアップ画面(foo_dsd_asio vO.xx)で、「ASIO Device」として「Fosi Audio USB Audio Device」を選択します。

 ▷ 必要なDSDモード(例:DSD to PCMなどではなくネイティブ再生用の設定)を選択し、設定画面を閉じます。

9.DSD音楽ファイルを開いて再生します。

 

 

FOSI AUDIO ZH3 音切れ修正ソフトウェアのインストール手順

① 修正ファイルの入手

https://support.fosiaudio.com/products/zh3# にアクセスし、「FAQs」から「▶The ZH3 is experiencing brief moments of silence during playback. 」をクリック。

「👉 ZH3 Software Upgrade Guide」にアクセスするとGoogleドライブに飛ばされるので「ファイル」→「ダウンロード」から「FOSI AUDIO ZH3 Audio Truncation Fix Driver」をダウンロード。任意のフォルダに解凍します。

 

② ファームウェアアップグレード

1.解凍した「FOSI AUDIO ZH3 Audio Truncation Fix Driver」フォルダを開き、「FosiAudioUsbAudio_v5.68.0_2024-08-05_setup」ドライバープログラムをダブルクリックしてインストールします 。

 ▷ ※末尾が「setup」となっているファイルです。「DSK」ファイル(フォルダ)ではない点にご注意ください 。

2.インストールが成功すると、オーディオ出力に「Fosi Audio」と表示されます 。

3.以下の手順で「FosiAudioUsbAudioDfu」アップグレードプログラム(ファームウェア更新ツール)を探します :

 ▷ フォルダパス:「FosiAudioUsbAudio_v5.68.0_2024-08-05_DSK」→「Applications」→「FosiAudioUsbAudioDfu」→「x64」→「FosiAudioUsbAudioDfu」 

 

  

   

    

4.「FosiAudioUsbAudioDfu」アップグレードプログラムをダブルクリックして起動し、「Browse...(参照)」をクリックします 。

5.アップグレード用ファイル「update_zh3_1.1.5_5ms_same_spdif」を見つけて選択(クリック)します 。

6.「Start」をクリックし、読み込みが完了するのを待ちます 。

7.「Firmware upgrade completed successfully(ファームウェアのアップグレードが正常に完了しました)」というメッセージが表示されるのを待ち、「Exit」をクリックしてZH3の使用を開始します 。

 

③ ファームウェアアップグレード後のドライバー設定

1.「FOSI AUDIO ZH3 Audio Truncation Fix Driver」フォルダ内にある「Driver configuration file(ドライバー設定ファイル)」を解凍(展開)します 。

2.USBケーブルを使用して、コンピュータとZH3を接続します 。

3.「タスクマネージャー」を開き、Fosiのドライバープログラム(プロセス)を見つけます。

右クリックして「ファイルの場所を開く」をクリックし、フォルダーを開きます 。

4.その後、ドライバー(タスク)を終了し、コンピュータに接続されているすべてのFosi AudioデバイスのUSBケーブルを取り外します 。

5.開いたドライバーのフォルダー内にある「FosiAudioUsbAudioCpl.xml」というファイルを見つけ、削除します 。

6.デスクトップに解凍した「Driver configuration file」フォルダーを開き、中のファイル「FosiAudioUsbAudioCpl.xml」をドライバーのフォルダーへ移動(またはコピー)します 。

 

  

   

※これで「FosiAudioUsbAudioCpl.xml」を置き替えた形になります。

7.再度、USBケーブルでZH3とコンピュータを接続します。ドライバーフォルダー内のドライバープログラム(FosiAudioUsbAudioCpl.exe)をダブルクリックして実行します 。

8.パネルの「Options」タブをクリックし、設定を「On when Needed」から「Always On」に変更します。

更新手順は以上になります。