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【KBEAR BANG-K (BK1) レビュー】音楽にもゲームにも!使い勝手の良い2000円台の高コスパ機!<PR>

要点

・2,000円台で買える高コスパなゲーミング&リスニング両用機

・メリハリの効いたドンシャリかつ、クリアに前に出る中音域(ボーカル)

・サブベース主体で深く沈み込み、迫力を演出する低音域

・明瞭感がありつつ刺さりがコントロールされ、長時間でも聴き疲れしない高音域

・FPS等で十分使える、的確な定位感と適度な音場の広さ

・超軽量な樹脂製筐体で、長時間着けても快適なフィット感

・ポテンシャルを引き出すなら、密閉度の高いイヤピへの交換やリケーブルがおすすめ

 

 

まえがき

レビュー#39

今回は KBEAR BANG-K (BK1) です。

 

「BANG-K (BK1)  」は高コスパイヤホンに定評のある「KBEAR」が送るゲーミングイヤホンです。

「ゲーミング」と言えば先日レビューした「CG01(Venus)」も、同時期に発売されたKBEARのゲーミングイヤホンですが、あちらはリケーブル不可・Type-Cのみ・光るという特徴がありました。

aspirinrin.hateblo.jp

対して「BANGK」は特に変わったギミックはない代わりに、QDCタイプのリケーブル可能イヤホンで、価格も少し抑えられています。

また、「CG01(Venus)」は弱ドンシャリで突出した帯域の少ない、比較的フラット寄りに整えたチューニングだったのに対し、「BANGK」は各帯域を強調する方向でやや強めのドンシャリになっています。

 

総合的な音の印象はかなり実用的で、リスニングにもゲームにもしっかりと使えるなという印象。「Venus」に引き続き安価で良いイヤホンを出したなあと驚きました。

 

今回の製品はレビューのため H HIFIHEAR KB EAR Official 様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

この依頼に際し、製品提供以外の金品授受その他便宜の提供はございません。また、内容に関して指示等は一切なく、完全に私の知識と経験に基づき感じたままをレビューしています。

 

「KBEAR BANGK」は現在 AmazonのHiFiHear Audio で販売中です。

Amazonで「KBEAR BANG-K」をチェック   

 

 

仕様

スペック 

モデル

BK1

製品名

BANG-K

ドライバー

10mm PET複合振動板ダイナミックドライバー (DD)

カラー

ブラック / ホワイト

インピーダンス

25Ω ± 15% @ 1kHz

周波数特性

20Hz-20Khz

感度

108dB ± 3dB / mW @ 1kHz

筐体素材

プラスチック + 金属

ケーブル

5N OFC (無酸素銅) 二重平行ケーブル

プラグ

3.5mm / Type C

コネクタ

2PIN QDC
マイク

オプション

 

ドライバー

「KBEAR CG01 Venus」は、シンプルな1DDの構成。

KBEAR BANGKゲーミングイヤホン は、10mmの高性能PET複合振動板ダイナミックドライバーを内蔵し、高い剛性と復元力を誇り、分割振動を抑制し、歪みを低減し、繊細な過渡応答を実現します。

 

※仕様情報・画像等については公式販売ページより引用

 

 

付属品や外装

「KBEAR CG01 Venus」のパッケージはこんな感じ。

パッケージ自体はかなり小さいです。

 

内容物は①本体、②ケーブル、③イヤーピース、④説明書等

付属品は至ってシンプルですね。

 

② イヤーピースは1種類・3サイズ。

いわゆる「フジツボ」タイプのイヤーピースです。

(KZのイヤホンによく付属していますね)

 

品質は正直それなりではありますが、フィット感は案外悪くないです。

ただ、やや硬めで柔軟性はあまりないのでサイズが合わなければ交換必須ですね。

また、高音が気になるとか、より低音を際立たせたいとかであれば、もう少し密閉性の高いイヤーピースに変えてみるのも良いかもしれません。

 

③ ケーブルの線材は5N OFC (無酸素銅)で、コネクタはQDCタイプ。

正直品質は値段なりかなとは思いますが、普通に音楽を聴く範囲で大きな問題はありません。

ただ、個人的にはリケーブルによってさらにポテンシャルを引き出せると考えているので、バランス化したい・少し物足りない等があったときにはリケーブルしてみることをお勧めします。

 


プラグは 3.5mmシングルエンド or Type-C のオプションで、3.5mmはマイクの有無を選べます。

今回は3.5mm版・マイク無を提供いただきました。

 

 

本体・装着感等について

本体・造形について

本体は樹脂製で、留め具の部分が金属製でしょうか。

漆黒の筐体と赤メッシュがゲーミングイヤホンらしさを醸し出しています。

 

メッシュの部分は開放型のフィルターっぽい見た目ですが、音漏れが殆どないので、それっぽいデザインなだけで音の抜けは無いと思います。

逆に耳介側にはベント穴が二つ開いていて音が抜ける構造です。

 

コネクタ部分はせり出した形のQDCタイプで、汎用性はやや低め。

ノズルの径は標準的で太くも細くもなく、長さはやや短めです。

 

装着感について

本体が軽く、形状も良く耳へのおさまりが良いため、フィット感が高く、長時間着けていても不快感はありませんでした。

耳への装着具合によって抜け感がやや変わるので、しっかりフィットさせるためイヤーピースを色々と試してみることをお勧めします。

 

 

音の感想

視聴環境

・アラサー男の耳 (16000hz)、ドンシャリ(V字、W字)好き

・エージング  50時間

・SHANLING x TANCHJIM M3 Plus → 本機(EQ無、F1、Lowゲイン)

・音量大きめ(音漏れが聞こえるくらい)

・ケーブル  標準(3.5㎜)

・イヤピ  標準

・主なリファレンス曲(flac音源)

  〇藤井風『満ちていく』

  〇米津玄師『海の幽霊』

  〇RIIZE『Boom Boom Bass』

  〇Mrs. GREEN APPLE『ライラック』

  〇凛として時雨『Telecastic fake show』

  〇RADWIMPS『会心の一撃』

  〇Vaundy『life hack』

  〇女王蜂『01』

  〇鹿乃『優しさの記憶』

  〇星街すいせい『綺麗事』

  〇milet『inside you』

  〇宇多田ヒカル『First Love』

  〇トゲナシトゲアリ『雑踏、僕らの街』

  〇Kalafina『アレルヤ』

  〇HIMEHINA『LADY CRAZY』

  〇アイナ・ジ・エンド『Love Sick』

  〇梶浦由記 『「Fate/stay night [Heaven's Feel]」コンサート』

 

 

全体的な印象について

音色としては自然な音色でナチュラル傾向。

カリカリだったりウォームすぎたりということはありません。

 

チューニングとしてはわかりやすくドンシャリで、全体的な重心は中央~やや高め(中高音域)な印象ですが、ベースの重心はしっかり下の方にある感覚。メリハリがあり聴いていて楽しい音です。

深く沈み込む低音域と、明瞭感ある高音がくっきりとしています。それに加えて、ボーカルがやや前傾しているので、ややW字のような印象を受けるかもしれません。

聴かせたいメインの音が各帯域で各々強調され、結果としてドンシャリとして上手く破綻しないバランスを保っています。

 

リスニング用途としては、テンポが速く音数の多い曲はやや苦手かもしれません。

また、1つの音にフォーカスした時のミクロの解像度は価格なりかなと感じます。

ただ、マクロ的、全体的なレイヤリングとしてはメリハリがあり帯域毎の分離感も悪くない印象です。

 

ゲーミング用途としては中音域付近が中央にしっかりと定位し、音場は広くないですが上下左右に適度な距離感があるので方向を掴みやすいです。

 

音量は取りやすいですね。

※周波数特性:公式販売ページより

 

 

各音域について

低音域

重低音が響くブーストされた低音域です。

やや誇張されており、音楽的に楽しい方向性のドンシャリであるとともに、ゲームにおける迫力を演出してくれます。

 

ミッドベースは弾力があり、サブベースに引っ張られているのか少しゆったりとした余韻があるタイプな印象。

サブベースは下の方まで深く沈み、体に響く感覚があります。

 

位置的にもしっかり下方にある感じで、中音域とのレイヤリングも良いです。

低価格帯で低音を強くすると、音がボワついて中音域(ボーカルや主要な楽器)をマスキングしてしまい、全体が籠もった音になりがちですが、中音域をマスクしないので、低音の迫力とボーカルのクリアさが両立しています。

 

中音域

中音域はやや前傾しつつニュートラルな印象。

低音域も高音域も強調された音ですが、位置関係の良さも相まって、ボーカルも負けじとしっかり前に出て主役を張ってくれます。

特に低音域の支えが強力なので、男性ボーカルは厚みや艶を感じやすいです。

中高音域はやや強調されている印象です。

 

とはいえ全体的に音楽的な音の豊かさや余韻はもう一歩というところ。低価格という部分を加味すると仕方ない部分ではありますが、やや淡々と鳴ってる感じは否めません。

ただ、逆にゲーミング向けとして考えると、変に脚色が無いので自然で聴きやすいとも言えます。

 

高音域

ドンシャリとしてそれなりに強調された、明瞭感のある高音域です。

とはいえ刺激感はかなりコントロールされており、聴きやすい音になっています。

ゲーム利用において高音域の刺さりは不快感に繋がりやすいので、良い調整だと思います。

やや距離があり低音とのコントラストが映える印象です。

 

 

空間表現(ゲームでの利用等)について

サウンドステージは標準的な広さで、音の鳴りは近い印象。

足音の方向や位置把握が重要なゲームでは音楽的な空間の広さはかえって距離感を掴みにくくすることがあるので、ゲーム利用の観点からは丁度いい音場の広さだと思います。

中心から広がる定位感も良く、位置関係が掴みやすいです。

分離感はぼちぼちな印象。基本的に音のレイヤリングは悪くないですが、複数の音が重なるような場面だと、ややごちゃつく感じがしました。

 

肝心のゲームで使用した感触としては、「十分使いやすい」という印象です。

FPSゲーム(APEX、VALORANTで確認)では定位感の良さから方向を掴みやすいです。前述の通り空間的に丁度いい広さで、距離感がバグることもなかったです。

低音がしっかり出ているので迫力もあります。

軽くて長時間の使用にも向いているのでその点もプラス。

ただ、音の強調という部分では比較的ナチュラルに聴きやすいくらいで、足音だけが浮かび上がるような特別感はなかったです。

低価格としては及第点ではないでしょうか。

 

 

おわりに(感想・まとめ)

「BANG-K(BK1)」は、2,000円台というエントリー向けの価格設定でありながら、非常に使い勝手の良いコストパフォーマンスの高い1DDイヤホンでした。

 

「ゲーミングイヤホン」と銘打たれている通り、FPSでの定位感や方向の把握といった実用性は十分クリアしています。それに加えて、刺さりを抑えたマイルドな高音と、着けていることを忘れるような軽量設計のおかげで、長時間のゲームプレイや音楽視聴でも耳が疲れにくい点が大きな魅力だと感じました。

 

リスニングにおいては多少物足りなさはありつつも、深い低音の沈み込みと、手前に定位するクリアなボーカル、明瞭ながら安全志向の高音域で、メリハリの効いたドンシャリとして十分楽しい音楽体験ができると思います。

 

箱出しのままでも十分に優秀ですが、イヤーピースをより密閉度の高いものに交換して低音の輪郭を整えたり、QDCコネクタを活かしてリケーブルでさらに解像度を引き出したりするのもあり。

安価で手軽に手に入るイヤホンとしてかなり使いやすいのでオススメです。

 

さて、今回のレビューは以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

販売・リンク等

▷公式X:H HIFIHEAR KB EAR Official

▷販売リンク:

「KBEAR BANGK」は現在 AmazonのHiFiHear Audio で販売中です。

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【TRKAPLST リケーブル インプレ】TRKAPLSTの七つの大罪シリーズ『Laziness』『Envy』をレビュー!!<PR>

まえがき

簡易レビュー(インプレ)編 #13です。

今回は TRKAPLST HIFI Store より、以下の2ケーブルを紹介していきます。

TRKAPLST-34 Laziness(怠惰) 

② TRKAPLST-35 Envy(嫉妬)

いずれも Normal(フラット) 2PIN・4.4mm を提供いただきました。

 

TRKAPLSTは割かし新興のケーブルメーカーですが、技術的な部分はivipqやzisinと同系列のメーカーだけあってかなりしっかりしている印象です。

そんなTRKAPLSTの送る新作ケーブルのシリーズ、『七つの大罪』の初弾として、「Laziness(怠惰)」「Envy(嫉妬)」の二本のケーブルが発売されました。

なかなか中二心…もとい男心をくすぐるネーミングですね。

なお、当初「Laziness」は「Sloth」という名前だったのですが、変わったようですね。いずれも同じ「怠惰」という意味合いです。

 

なお、今回の製品はレビューのため TRKAPLST HIFI Store 様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

この依頼に際し、製品提供以外の金品授受その他便宜の提供はございません。また、内容に関して指示等は一切なく、完全に私の知識と経験に基づき感じたままをレビューしています。

また、リケーブルは人によって変化の有無について諸説あったり、変化自体もイヤホンとの相性や、個人の聴覚による感じ方の違いが大きかったりする分野だと考えています。あくまで「私」が感じた変化として、参考までにご覧になることを推奨します。

 

上記の製品は、現在 TRKAPLST HIFI Store で販売中です。

① TRKAPLST-34 Laziness

https://s.click.aliexpress.com/e/_c3qxh0xp

② TRKAPLST-35 Envy

https://s.click.aliexpress.com/e/_c3hFqQmB

 

① TRKAPLST-34 Laziness 

製品情報・外観


・製品名:Sloth (怠惰)

・製品番号:TRKAPLST-34

・編み方:クロス編み

・導体:単結晶銀 + 金メッキ (30×0.11 + 126×0.06) *4

・芯数:4芯

・AWG:19

・抵抗値:0.18Ω

・被膜素材:医療用グレードPVC

・長さ:1.25m

・プラグ:2.5/3.5/4.4mm

・コネクタ:MMCX/0.78mm 2PIN//IE900/HD800/HD650

 

ケーブは落ち着きのあるグレーカラー。

一本一本の線は細めですが、4芯なので全体ではしっかりとした太さがあります。

取り回しも良いですね。スライダーもちゃんと機能します。

 

装飾品はシルバーカラーで、統一感がオシャレかつ上品でカッコいいです。

くぼみが付いているので抜き差ししやすいですね。地味にありがたい。

 

音質について

「怠惰」という名前で想像される印象よりもピシッとしている気がします。

ニュートラルな音質傾向で、全体的な解像感が高く、雑味の少ないクリアな音質です。

空間も立体的かつ自然に広がっている感じで、窮屈さがありません。

イヤホンの持つ傾向をそのままに、ナチュラルにアップグレードしてくれる素行の良いタイプのケーブルだと思います。

 

低音域:ソリッドで弾力があるためボワつかず、傾向としてはタイトに引き締まる方向に感じました。連続したアタックでも鋭く鳴らしてくれる反応の良さを感じます。

 

中音域:ニュートラル~ややウォームな雰囲気で、きらびやかさと艶を兼ね備えていますが、クリアで分離感も良い印象です。ボーカルの情報量を上げつつもバランスを崩さず、適度な厚みを付与してくれる感覚です。

 

高音域:透明感がありつつ、解像感も高く、繊細で小綺麗な印象です。煌びやかさはありつつも鋭さは感じず、清涼感を演出してくれる高域だと思います。

 

リケーブル

「TRKAPLST-34 Laziness(怠惰) 」×「Agasound Sublimation

落ち着きのある上品さ、かつメタリックのカッコよさが光る組み合わせ。

Sublimationが非常にバランスの良い弱ドンシャリイヤホンなので、全体のバランスを崩さず底上げしてくれるLazinessと非常に相性が良く感じます。

特にタイトな低音域が小気味よく、スピード感もあるので、より軽快な気持ちで音楽を楽しめる印象です。

 

製品リンク

 

 

② TRKAPLST-35 Envy

製品情報・外観

・製品名:Envy (嫉妬)

・製品番号:TRKAPLST-35

・編み方:リッツ構造

・導体:希土類パラジウムメッキ + パラジウムメッキ銅 + グラフェン 

    (22×0.11 + 126×0.06×2 + 210×0.08×2)

・芯数:4芯

・AWG:17 / 19

・抵抗値:0.19Ω

・被膜素材:ポリ塩化ビニル (PVC)

・長さ:1.25m

・プラグ:2.5/3.5/4.4mm

・コネクタ:MMCX/0.78mm 2PIN//IE900/HD800/HD650

 

深いグリーンとメタリックのカラーリングかカッコいい!!

一本一本は細めで、4芯なので全体ではある程度の太さがあります。

取り回しも良いですね。スライダーも機能します。

 

装飾具はよくあるアルミニウム製で、特別感は無いですがカラーリングにはマッチしていい感じです。

 

音質について

こちらも「嫉妬」でイメージした刺激的な音とは裏腹に、聴きやすく柔らかさのある音に感じました。劇的な変化ではなく、解像感を高めて全体をそっと持ち上げてくれる感じです。

また空間表現については、空間をグッと広げるというよりは、高い分離感で情報を整理し見通しを良くしてくれる印象です。

 

低音域:リズムを強く刻み付けるというよりは、柔らかさもありつつ下支えしてくれている包容力のある低音域といった印象です。ややミッドベースに焦点が寄っていて、量感が増える感じがするかも。

 

中音域:分離感が良く見通しの良さがありつつも、カリカリっとした感じではなく柔らかさもあって聴きやすい印象です。ボーカルもクリアながら、適度な厚みと艶感があり聴きごたえがあります。

 

高音域:解像感が高く繊細なタッチのまま、煌びやかさを少し高めてくれる印象。シャリつきや刺さりを助長することなく、ほんの少し明るさを演出してくれます。

 

リケーブル

「TRKAPLST-35 Envy(嫉妬)」×「PULA  Unicrom

カラーマッチ以上に音の相性が良いと感じました。

適度なクリアさと角の立たない柔らかさで、全体のバランスを崩さずアップグレードしてくれます。

全体的にクリアで、分離感が良い方向に働くので、重すぎないスッキリと聴きやすさも兼ね備えた音を目指したい時に良いと思います。

 

製品リンク

 

 

おわりに(※視聴環境)

今回は同時に送っていただいた『七つの大罪』シリーズより「Laziness(怠惰)」「Envy(嫉妬)」をレビューしました。

どちらも「大罪」という名前とは裏腹に素性が良くクオリティが高い製品で、かつビジュアルも凝っていて良いケーブルの印象でした。

 

ちなみに、特に個人的なお気に入りは「Laziness(怠惰)」です。

気になった方には是非試してみてほしいですね。

 

さて、今回のレビューは以上となります。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

 

 

視聴環境

・アラサー男の耳 (16000hz)、ドンシャリ(V字、W字)好き

・DAP  SHANLING x TANCHJIM M3 Plus(EQ無、F1、Lowゲイン)

・音量大きめ(やや音漏れが聞こえるくらい)

・イヤホン  BeepAudio Azure、KBEAR KB16 Cepheus

・比較ケーブル  Azure付属ケーブル(4.4mm)

・主なリファレンス曲(flac音源)

  〇藤井風『満ちていく』

  〇米津玄師『海の幽霊』

  〇RIIZE『Boom Boom Bass』

  〇Mrs. GREEN APPLE『ライラック』

  〇凛として時雨『Telecastic fake show』

  〇RADWIMPS『会心の一撃』

  〇Vaundy『life hack』

  〇女王蜂『01』

  〇鹿乃『優しさの記憶』

  〇星街すいせい『綺麗事』

  〇milet『inside you』

  〇宇多田ヒカル『First Love』

  〇トゲナシトゲアリ『雑踏、僕らの街』

  〇Kalafina『アレルヤ』

  〇HIMEHINA『LADY CRAZY』

  〇アイナ・ジ・エンド『Love Sick』

  〇梶浦由記 『「Fate/stay night [Heaven's Feel]」コンサート』

 

【Fosi Audio ZH3】ドライバーの場所、ソフトウェアアップデート方法(曲頭の音切れ等改善)【ver 1.1.5】

 

はじめに

以前レビューしたFosiAudio ZH3について、(主にUSB接続時に)曲頭が少し途切れるという現象に遭遇しました。

 

aspirinrin.hateblo.jp

 

公式からファームウェアが配布され、アップデートしたところ改善が見られましたので、その方法を記しておきます。

※実施は自己責任でお願いいたします。

 

 

前提準備(ドライバーの導入)

まず前提として

・ネットワーク環境

・USBケーブル

・Windows PC

以上の3点が必要です。

 

① USBドライバの入手

https://support.fosiaudio.com/products/zh3# にアクセスし、「Manuals & Downloads」から「ZH3 Driver & Foobar2000 Installation Guide.rar」をダウンロード。任意のフォルダに解凍します。

(rarファイルなのでWinrar等の対応する解凍ソフトが必要)

 

② ZH3ドライバードライバーのインストール

1.インストーラー「FosiAudioUsbAudio_v5.68.0_2024-08-05_setup.exe」をダブルクリックして、インストールを開始します。

以下は確認手順です。(省略可)

2.「コントロールパネル」>「プログラム」>「プログラムと機能」に進み、ドライバーがインストールされているか確認してください。

 ▷ リストに表示されていれば、インストールは成功です。表示されていない場合は、ドライバーを再インストールしてください。

3.画面右下のシステムトレイ(タスクバーの右端)にドライバーのアイコンがあるか確認してください。

 ▷ アイコンが表示されている場合は、ダブルクリックしてドライバーのコントロールパネルを開きます。

 ▷ 表示されない場合は、コンピュータを再起動して再度確認してください。

4.デバイスの接続:

 ▷ 付属のUSBケーブルを使用して、ZH3をコンピュータに接続します。

 ▷ ZH3をUSB入力モード(USB Input Mode)に設定してください。

 ▷ ドライバーのコントロールパネルに「ZH3」と表示されれば、デバイスは正常に認識されています。

 ▷ システムトレイのサウンドアイコンをクリックし、出力デバイスのリストに「Fosi Audio」が表示されれば、接続は成功です。

 ▷ ※複数のFosi Audioデバイスが接続されている場合は、コントロールパネルで確認するか、音楽を再生してテストしてください。

 

③ Foobar2000のインストール(省略可?)

1.インストーラー「foobar2000_v1.5.2.exe」をダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールを完了させます。

2.プラグイン「foo-input-sacd」をダブルクリックしてインストールします。

 ▷ 注意のポップアップが表示されたら「はい」を押します。Foobar2000の「Preferences(設定)」画面が開きます。「Apply(適用)」をクリックして変更を保存します。(変更を適用するためにFoobar2000の再起動が求められる場合があります)

3.プラグイン「foo-out-asio」をダブルクリックしてインストールします。

 ▷ (同様に、変更を適用するためにFoobar2000の再起動が求められる場合があります)

4.ASIOファイル(ASIOProxylnstall-0.9.4)フォルダを開き、中のインストーラーをダブルクリックして「ASIOProxylnstall-0.9.4」をインストールします。

 ↪

 ▷ インストール画面では「ASIOProxy」にチェックが入っていることを確認し、「Next」をクリックして進めます。

5.Foobar2000を開き、「Preferences(設定)」を開きます。

6.左側のメニューから Tools>SACD に移動し、「ASIO Driver Mode」で「DSD」を選択して、「Apply(適用)」をクリックします。

7.左側のメニューから Playback>Outputに移動します。
 ▷ 「Device(デバイス)」のドロップダウンリストから「ASIO:foo_dsd_asio」を選択します。

8.「foo_dsd_asio」をダブルクリックして設定を開きます(Preferences>Playback>Output>ASIOの画面にて)。

 ▷ ポップアップ画面(foo_dsd_asio vO.xx)で、「ASIO Device」として「Fosi Audio USB Audio Device」を選択します。

 ▷ 必要なDSDモード(例:DSD to PCMなどではなくネイティブ再生用の設定)を選択し、設定画面を閉じます。

9.DSD音楽ファイルを開いて再生します。

 

 

FOSI AUDIO ZH3 音切れ修正ソフトウェアのインストール手順

① 修正ファイルの入手

https://support.fosiaudio.com/products/zh3# にアクセスし、「FAQs」から「▶The ZH3 is experiencing brief moments of silence during playback. 」をクリック。

「👉 ZH3 Software Upgrade Guide」にアクセスするとGoogleドライブに飛ばされるので「ファイル」→「ダウンロード」から「FOSI AUDIO ZH3 Audio Truncation Fix Driver」をダウンロード。任意のフォルダに解凍します。

 

② ファームウェアアップグレード

1.解凍した「FOSI AUDIO ZH3 Audio Truncation Fix Driver」フォルダを開き、「FosiAudioUsbAudio_v5.68.0_2024-08-05_setup」ドライバープログラムをダブルクリックしてインストールします 。

 ▷ ※末尾が「setup」となっているファイルです。「DSK」ファイル(フォルダ)ではない点にご注意ください 。

2.インストールが成功すると、オーディオ出力に「Fosi Audio」と表示されます 。

3.以下の手順で「FosiAudioUsbAudioDfu」アップグレードプログラム(ファームウェア更新ツール)を探します :

 ▷ フォルダパス:「FosiAudioUsbAudio_v5.68.0_2024-08-05_DSK」→「Applications」→「FosiAudioUsbAudioDfu」→「x64」→「FosiAudioUsbAudioDfu」 

 

  

   

    

4.「FosiAudioUsbAudioDfu」アップグレードプログラムをダブルクリックして起動し、「Browse...(参照)」をクリックします 。

5.アップグレード用ファイル「update_zh3_1.1.5_5ms_same_spdif」を見つけて選択(クリック)します 。

6.「Start」をクリックし、読み込みが完了するのを待ちます 。

7.「Firmware upgrade completed successfully(ファームウェアのアップグレードが正常に完了しました)」というメッセージが表示されるのを待ち、「Exit」をクリックしてZH3の使用を開始します 。

 

③ ファームウェアアップグレード後のドライバー設定

1.「FOSI AUDIO ZH3 Audio Truncation Fix Driver」フォルダ内にある「Driver configuration file(ドライバー設定ファイル)」を解凍(展開)します 。

2.USBケーブルを使用して、コンピュータとZH3を接続します 。

3.「タスクマネージャー」を開き、Fosiのドライバープログラム(プロセス)を見つけます。

右クリックして「ファイルの場所を開く」をクリックし、フォルダーを開きます 。

4.その後、ドライバー(タスク)を終了し、コンピュータに接続されているすべてのFosi AudioデバイスのUSBケーブルを取り外します 。

5.開いたドライバーのフォルダー内にある「FosiAudioUsbAudioCpl.xml」というファイルを見つけ、削除します 。

6.デスクトップに解凍した「Driver configuration file」フォルダーを開き、中のファイル「FosiAudioUsbAudioCpl.xml」をドライバーのフォルダーへ移動(またはコピー)します 。

 

  

   

※これで「FosiAudioUsbAudioCpl.xml」を置き替えた形になります。

7.再度、USBケーブルでZH3とコンピュータを接続します。ドライバーフォルダー内のドライバープログラム(FosiAudioUsbAudioCpl.exe)をダブルクリックして実行します 。

8.パネルの「Options」タブをクリックし、設定を「On when Needed」から「Always On」に変更します。

更新手順は以上になります。

 

 

【KBEAR CG01 Venus レビュー】七色に光る!!だけでなくチューニングもガチな高コスパゲーミングイヤホン!!<PR>

要点

・「光る」。フェイスプレートのLEDが七色に発光し、ゲーミング気分を盛り上げる

・Type-C一本で完結し、 DACやアンプ不要でスマホ・PCに直挿し可能(※リケーブルは不可)

・音の余韻が少なく立ち上がりが早いため、スッと鳴ってスッと抜けていく

・定位感・分離感が良く、足音や銃声の方向・距離感を正確に掴める

・低音・高音の刺激を抑えた「安全設計」で、VCなどの音もクリアに聞こえる

・耳への収まりが良い形状と軽量設計で、長時間のプレイも快適

・空間表現が優秀なため、位置把握が重要なASMRコンテンツとも相性が良い

 

 

まえがき

レビュー#38

今回は KBEAR CG01 Venus です。

 

「CG01(Venus)」は高コスパイヤホンに定評のある「KBEAR」が送るゲーミングイヤホンで、ズバリ「イヤホン本体が光る」のが特徴的です。

「ゲーミング」と言えばレインボーカラーに光るLEDを思い浮かべる人も多いでしょう。本作はそのイメージ通り、FPの模様が七色に光ります。正直「光る有線イヤホン」なんて見たことが無かったので衝撃でした。

なお、肝心の音についてもゲーミング向けにチューニングされており、実際かなり使いやすいと感じました。

 

今回の製品はレビューのため KEEPHIFI.JP公式 様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

この依頼に際し、製品提供以外の金品授受その他便宜の提供はございません。また、内容に関して指示等は一切なく、完全に私の知識と経験に基づき感じたままをレビューしています。

 

「KBEAR CG01 Venus」は現在 AmazonのYinyooストア で販売中です。

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【合計40%割引中!!】

※20%OFF割引コードYAB2UNLJ+ 20%Amazonポイント

 

仕様

スペック 

モデル

CG01

製品名

Venus

カラー

ブラック、チタニウム

感度

100dB±3dB/mW@1KHz

インピーダンス

32Ω± 15%@1KHz

周波数特性

20Hz-20Khz

ドライバー

PU + LCP(液晶ポリマー)複合振動板搭載 10mm ダイナミックドライバー

筐体素材

PC(ポリカーボネート)+ 亜鉛合金

ピン

取り外し不可(ケーブル直付けデザイン)

プラグ

Type-C (USB-C)

Type-C チップ

Smartlink M200
ケーブル長

1.25m

 

ドライバー

「KBEAR CG01 Venus」は、シンプルな1DDの構成。

PU+LCP複合振動板ユニットを採用し、音の豊かさと音の応答速度を両立しています。

ゲーミングイヤホン 有線のPUとLCPを融合したハイブリッド振動板搭載の1DDドライバーは、音楽では重厚な低音の迫力とクリアな中高音域を両立させ、ジャズからロックまで臨場感あふれるサウンドを再現します。ゲーム時には敵の足音や銃声の方向を正確に捉え、戦場の緊迫感をリアルに体感させる、ゲーミングイヤホン マイク付きは音楽とゲーム両方に対応する高解像度な音質を実現しました。 

 

※仕様情報・画像等については公式販売ページより引用

 

 

付属品や外装

「KBEAR CG01 Venus」のパッケージはこんな感じ。

フェイスプレートの模様をモチーフにしたメカ?がパッケージ絵です。

 

内容物は①本体、②イヤーピース、③ケース、④説明書等

付属品は至ってシンプルですね。

 

② イヤーピースは1種類・3サイズ。

よくある弾丸型のイヤーピースで、品質は正直そこまで…といった印象なので、余裕があれば市販の他のイヤーピースを試してみることをお勧めします。

 

⑤ ケース。本体、イヤピ位なら入るくらいのサイズ感です。

 

 

本体・装着感等について

本体・造形について

※本体とケーブルは一体型で、付け外しはできません。

本体部分は金属製のフェイスプレートと樹脂製のハウジングの組み合わせです。

 

こんな感じで接続時はフェイスプレートの中央部分がLEDライトで光るようになっています。テンション上がるなあ~。

ちなみにマイク・リモコン部分も光ります。

 

光り方と色は上記の通り。接続中は順繰りに光り、色の固定はできません。

 

ハウジングは透明になっており、内部のドライバーの様子を観察することができます。

ノズルはやや短めですが、返しが付いているので、大抵のイヤーピースは装着できると思います。

 

ケーブル部分は銅線をエナメル被膜で覆った構造だと思われます。

端子はType-Cのみ。恐らくライティングのためでしょうが、なかなか攻めてるなと思いました。リケーブルも出来ないので、拡張性はありません。

ただ、用途と性能を鑑みればこれで十分なのかもしれません、

 

マイクもイヤホンに付属しているものとしては普通に使える方です。

 

装着感について

本体は軽く、ケーブルも適度な太さで耳に沿う形をしているので耳への負担は少ないです。

形状が良く耳へのおさまりが良いため、フィット感が高く、長時間着けていても不快感はありませんでした。

 

 

音の感想

視聴環境

・アラサー男の耳 (16000hz)、ドンシャリ(V字、W字)好き

エージング  30時間

・PC、Google Pixel 9 Pro → 本機(Type-C接続)

・音量大きめ(音漏れが聞こえるくらい)

・イヤピ  標準

・主なリファレンス曲(flac音源)

  〇藤井風『満ちていく』

  〇米津玄師『海の幽霊』

  〇RIIZE『Boom Boom Bass』

  〇Mrs. GREEN APPLEライラック

  〇凛として時雨『Telecastic fake show』

  〇RADWIMPS会心の一撃

  〇Vaundy『life hack

  〇女王蜂『01』

  〇鹿乃『優しさの記憶』

  〇星街すいせい『綺麗事』

  〇milet『inside you』

  〇宇多田ヒカル『First Love』

  〇トゲナシトゲアリ『雑踏、僕らの街』

  〇Kalafinaアレルヤ

  〇HIMEHINA『LADY CRAZY』

  〇アイナ・ジ・エンド『Love Sick』

  〇梶浦由記 『「Fate/stay night [Heaven's Feel]」コンサート』

 

 

全体的な印象について

音色としてはナチュラル~やや寒色寄り

パリパリしている、というほどではないですが、余韻が少なく、全体的に味付けの薄いナチュラルな音です。

 

また、全体的に音の立ち上がりが早く、残響感が少ないため「スッと鳴って、スッと抜けていく」印象です。

そのため音楽的にはやや淡白ですが、ゲーム利用としては余計な響きが無くて音を拾いやすいです。

 

チューニングとしては緩やかなU字傾向(弱ドンシャリです。

流行りのチューニングと比べると低音域はあっさり目で、高音域も刺さらない安全設計なので、比較的中音域(特に中高音域)が際立って聴こえます

全体的な重心は中央寄り~やや高めです。

 

解像度は値段なりの範疇かなという印象で、1つの音にフォーカスした時のミクロ視点のディティールはそれなりです。

ただ、少し視点を広げてみると、分離感が良いので、楽曲全体を見たときにはそれぞれの音がちゃんと独立して鳴っているのを感じ取れます

後述する通り定位感も良いので、全体的なイメージングとしては優れているのではないかなと思います。

 

ちなみにけっこう鳴らしにくいので、システム側の音量はかなり高めになるかと思います。

ただ、ラウドネス的にdBが大きくないと本領発揮しないというタイプでもないので、聴覚的にはいつも聴いているくらいの音量で聴いて大丈夫です。

(個人的にはやや大きめがお勧めですが、聴力に悪影響のない範囲で!)

※周波数特性:公式販売ページより

 

 

各音域について

低音域

過度な味付けをせずシャープに整えられた低音域です。

量感としては控えめで、ともすると痩せている印象もありますが、音の芯はしっかりあります

サブベースの響きも控えめですね。前述の通りスッと鳴って、スッと抜けていく印象で、後に引かない小気味良い低音域です。

 

音楽的にはやや物足りないと感じるかもしれませんが、ゲーム利用に主眼を置いているという点では、過剰な音の迫力はかえってゲーム体験の妨げになることが多いので、良い塩梅の調整ではないかなと思います。

 

中音域

明瞭で聞き取りやすく、存在感のある中音域です。

先述の通り、低音域はあっさり目で、高音域も刺さらない安全設計なので、比較的中音域(特に中高音域)が際立って聴こえます

とはいえ音色自体はシンプルな味付けで、余韻少なくあっさりめです。

 

特にボーカルは聞き取りやすいですが、どちらかと言うと女性ボーカルの方が明瞭に聴こえます。歯茎音は刺さらず安全です。

楽器類もボーカル同様しっかりとした存在感がありますが、分離・定位の良さから丁度いい位置に配置され、混ざるようなことはありません。

 

なお、ゲーム利用という点では、VCもしっかりとゲーム音と区別されて聴こえる印象でした。

 

高音域

クリアで安全設計な高音域です。

ある程度の存在感はありつつも、刺さりや不快なピークは徹底的に排除されています。

高域の伸びやきらめきは控えめながら、全体のアクセントとしてきちんと存在している印象です。

 

ここでも立ち上がりの良さ、スッと鳴って、スッと抜けていく印象が顕著です。

 

やや煌めきや空気感の点で物足りなさはありますが、ゲーム利用の観点では高音域の主張が激しいと不快な音に繋がりやすいので良い調整だと思います。

 

 

空間表現(ゲームでの利用等)について

サウンドステージは左右にやや広い印象。

分離感が良いので各音が拾いやすいのと同時に、定位感とレイヤリングも良く、位置関係も掴みやすいです。

 

肝心のゲームで使用した感触としては、「かなり使いやすい」という印象です。

FPSゲーム(APEXで確認)では分離感と定位感の良さから足音を拾いやすく、また高音域と低音域が比較的控えめなのもあって、環境音がVCや足音といった重要な音の邪魔になりにくかったです。

ソロプレイのRPGやアクションでの迫力という点ではもう一歩かもしれませんが、音の聴きわけが重要な対人ゲームにおいてはかなり良い性能だと思います。

 

難点としては接続がType-Cに限られており、他のDAC/AMPは使用できない点です。拡張性はないので、あくまでこれ一本で完結したい人向けかなと思います。

とはいえPCへの直接続でも十分音量も取れますし、上記の通りEQやDACの味付けを経由せずともチューニングもしっかり対人ゲーム向けになっている印象です。

 

なお、空間表現に優れているのでASMRにも使えます。

やや空間が広いので「近さ」という点では弱いですが、音の位置把握という点ではASMRの色々な音の表現に向いています。(シャンプーとか良かったですよ)

※ただしスマホGoogle Pixel 9 Pro)でYoutubeのASMRを視聴した際、アイドリングストップ的な機能があるのか、音の合間で「プツッ」と途切れる現象がちょくちょくありました。PCでは起こらなかったのですが、ASMRだとかなり気になったのでスマホでASMRを聴くのを目的にしている際はご注意を。

 

 

おわりに(感想・まとめ)

今回は「KBEAR CG01 Venus」をご紹介しました。

第一印象としては何といっても「光る」。音には影響ないんですがゲーマーなら嫌でもテンション上がりますよね。笑

実際に使ってみた印象としても、ゲーミングイヤホンとしての真面目な音作りになっており、低域や高域を欲張らず、分離感と定位感を重視したチューニングは、まさにFPSなどの対人ゲームに特化しています。

 

また、Type-Cプラグ一本で完結するという手軽さも魅力です。(リケーブル不可というデメリットもありますが…)

DACやアンプなどの難しいことを考えず、スマホやPCに挿すだけで光り、すぐにゲームに没頭できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

「ゲーミング環境を彩るアクセントが欲しい」
「手軽にFPSで使える聴き取りやすいイヤホンが欲しい」

そんな方にとって、本機はコストパフォーマンス抜群の選択肢になるはずです。

 

現在お得なクーポンも配布されていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

さて、今回のレビューは以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

販売・リンク等

▷公式X:KEEPHIFI.JP公式 

▷販売リンク:

「KBEAR CG01 Venus」は現在 AmazonのYinyooストア で販売中です。

Amazonで「KBEAR CG01 Venus」をチェック   

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※20%OFF割引コードYAB2UNLJ+ 20%Amazonポイント

 

 

【GY HiFi-266 Phantom Flame インプレ】青とピンクの「幻焔」。滑らかで堅実な音質アップグレード・リケーブル<PR>

まえがき

簡易 レビュー(インプレ)編 #12です。

今回は GY HiFi-266 Phantom Flame (幻焔)です。

 

「GY HiFi-266 Phantom Flame」は導体に高純度UPOCC (単結晶銅)を採用し、滑らかに全域をアップグレードしてくれる、非常に使い勝手の良いケーブルです。

ビジュアル的にも青とピンクのツートンが特徴的で、一本こういうケーブルがあっても良いなと感じました。

 

なお、今回の製品はレビューのため HiFi GY Audio Official 様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

この依頼に際し、製品提供以外の金品授受その他便宜の提供はございません。また、内容に関して指示等は一切なく、完全に私の知識と経験に基づき感じたままをレビューしています。

また、リケーブルは人によって変化の有無について諸説あったり、変化自体もイヤホンとの相性や、個人の聴覚による感じ方の違いが大きかったりする分野だと考えています。あくまで「私」が感じた変化として、参考までにご覧になることを推奨します。

 

「GY HiFi-266 Phantom Flame」は、現在Aliexpressの GY Ehao HiFi Store で販売中です。現在、ストアコードとプロモコードで『約3,700円』で購入可能です!!🉐

ストアクーポン:GY266B(2/18 まで)

AliExpressコード:JPCD09 or AFLD9(2/8 まで)

 

 

製品情報・外観

製品名:ファントム・フレイム(幻焔)
・製品コード:GY HiFi-266
・モデル:4芯
・ブランド名:GY / YGUAGNYU
導体情報:高純度UPOCC (単結晶銅)
・カラー:ブルー・ピンク
表面素材:医療用グレードPVC
・芯線直径:1.7mm (単一ストランド)
・ケーブル長:120cm
・プラグ規格:2.5mm / 3.5mm / 4.4mm
・インターフェース:2Pin(0.78) / MMCX / IE900 / N5005 / QDC / KZQDC / IPX / 3.5mm×2 / HD650 / HD800 / mini 4PIN XLR×2
・プラグ・端子素材:高導電性銅
・アクセサリー素材:電解メッキ・ブラックアルミニウム合金

(AliExpressの製品ページ より)

 

今回はNormal 2PIN (0.78)・4.4mmを提供いただきました。

 

ケーブルは青とピンクの鮮やかなコントラスト。

装飾具はブラックのアルミ製で、ビルドクオリティは高いです。

GY HiFiのロゴがカッコいいですね。

 

4芯なので太さはあまりなく、しなやかに動いてくれるので、取り回しも良いです。スライダーは緩め。

 

ケース付き。

 

 

音の感想

視聴環境

・アラサー男の耳 (16000hz)、ドンシャリ(V字、W字)好き

DAP  SHANLING x TANCHJIM M3 Plus(EQ無、F1、Lowゲイン)

・音量大きめ(やや音漏れが聞こえるくらい)

・イヤホン  BeepAudio Azure、KBEAR KB16 Cepheus

・比較ケーブル  Azure付属ケーブル(4.4mm)

・主なリファレンス曲(flac音源)

  〇藤井風『満ちていく』

  〇米津玄師『海の幽霊』

  〇RIIZE『Boom Boom Bass』

  〇Mrs. GREEN APPLEライラック

  〇凛として時雨『Telecastic fake show』

  〇RADWIMPS会心の一撃

  〇Vaundy『life hack

  〇女王蜂『01』

  〇鹿乃『優しさの記憶』

  〇星街すいせい『綺麗事』

  〇milet『inside you』

  〇宇多田ヒカル『First Love』

  〇トゲナシトゲアリ『雑踏、僕らの街』

  〇Kalafinaアレルヤ

  〇HIMEHINA『LADY CRAZY』

  〇アイナ・ジ・エンド『Love Sick』

  〇梶浦由記 『「Fate/stay night [Heaven's Feel]」コンサート』

 

 

音質について

方向的にはニュートラルな印象。

OCCらしい滑らかでバランスの良いフラット寄りの音質だと思います。

カリカリで分析的という感じではないですが、解像度は付属ケーブルと比べ向上する印象です。分離感良く全体的なレイヤーも感じ取れるので、細部~全体に渡り見通しの良さを感じます。

 

低音域:ややタイトで締まりの良い低音に寄る印象です。弾力や素早くキレのいい方向で、ボワつきや濁りは感じません。量感としては微増傾向だと思います。

 

中音域:滑らかで聴きやすく、かつ情報量に厚みの出る印象です。ボーカルはイヤホンの特性に合わせて自然に前に出てくれます。楽器の質感も粒立ち良く、かつ滑らかで雑味のないクリアな音質に感じます。

 

高音域:伸びやかでクリアさのある高音域ですが、刺激感を増長させることはなく、あくまで滑らかで聴き心地の良い、柔らかい音の方向に向かう印象です、

 

 

リケーブル

「GY HiFi-266 Phantom Flame」×「BeepAudio Azure

非常に柔らかく、聴き心地の良い組み合わせです。

元々のバランスの良さを崩すことなく、より滑らかで自然に音の厚みを増してくれます。こういう弱ドンシャリだったりフラット傾向だったりのイヤホンと相性がいい気がしますね。

 

aspirinrin.hateblo.jp

 

「GY HiFi-266 Phantom Flame」×「HAKUGEI Midnight」

Midnightは1DD+4BAの構成ですが、多ドラの分離感にも良く合っていますね。

元々Midnightにはかなり品質の高い付属ケーブルが付いているので、今回はAZUREの付属ケーブルでの比較ですが、ボトルネックにはならない位ちゃんと鳴らしてくれます。

 

 

おわりに(感想・まとめ)

今回は「GY HiFi-266 Phantom Flame」をレビューしました。

その名の通り「幻焔」のような幻想的なブルーとピンクのビジュアルを持ちながら、そのサウンドは非常に堅実で、リスニングの質を丁寧に底上げしてくれる一本でした。

 

特定の帯域を極端に強調するのではなく、UPOCC(単結晶銅)らしい滑らかさと解像感で、イヤホン本来の良さを引き出してくれるタイプです。音質面でも見た目でもリケーブルによる変化を素直に楽しみたい方におすすめできます。

 

4芯で取り回しも良く、ビルドクオリティも高いため、普段使いのアクセントとして手元に置いておきたくなる、そんな魅力的なケーブルだと感じました。

興味のある方には是非聴いていただきたいですね。

 

さて、今回のレビューは以上となります。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

 

 

販売・リンク等

▷公式X: HiFi GY Audio Official 

▷販売リンク:

「GY HiFi-266 Phantom Flame」は、現在Aliexpressの GY Ehao HiFi Store で販売中です。現在、ストアコードとプロモコードで『約3,700円』で購入可能です!!🉐

ストアクーポン:GY266B(2/18 まで)

AliExpressコード:JPCD09 or AFLD9(2/8 まで)

 

 

【Culemi-09 Violet Fury インプレ】美しい紫色の解像度マシマシケーブル!シンプルにグレードアップしたい時におすすめ!!<PR>

まえがき

簡易 レビュー(インプレ)編 #11です。

今回は Culemi AudioCulemi-09 Violet Fury です。

 

「Culemi-09 Violet Fury」は中音域を中心に高解像度で、手持ちのイヤホンを素直にグレードアップしてくれる品質の高いケーブルです。

Culemi Audioのケーブルは以前01,02,03をまとめて紹介させていただきましたが、それらより更に一段階上のクラスのケーブルだなと感じました。

 

aspirinrin.hateblo.jp

 

なお、今回の製品はレビューのため Culemi Audio 様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

この依頼に際し、製品提供以外の金品授受その他便宜の提供はございません。また、内容に関して指示等は一切なく、完全に私の知識と経験に基づき感じたままをレビューしています。

また、リケーブルは人によって変化の有無について諸説あったり、変化自体もイヤホンとの相性や、個人の聴覚による感じ方の違いが大きかったりする分野だと考えています。あくまで「私」が感じた変化として、参考までにご覧になることを推奨します。

 

「Culemi-09 Violet Fury」は、現在Aliexpressの Culemi Audio Store で販売中です。

 

 

製品情報・外観

1.ブランド: キュレミ
2.製品名:バイオレット・フューリー
3.ケーブルコード:Culemi-09
4. 編み込み:撚り編み
5.導体:単結晶銅銀メッキ+銀メッキパラジウム+希土類パラジウムコーティング+ケブラー繊維
6.コア数: 6コア
7. 導体径:1.46mm
8.抵抗値: 0.17Ω
9.色: パープル
10.プラグ材質: 5u 高品質純銅金メッキ
11.プラグタイプ: 2.5/3.5/4.4/6.35/4ピンXLR
12.長さ: 125cm
13.コネクタ: 0.78 2ピン / MMCX/IE900/HD650/デュアル3.5/デュアル2.5
14.シース材質:医療用PVC

(AliExpressの製品ページ より)

 

内部構造はこんな感じ。

ケブラー繊維は非伝導ですが、内部にケブラー繊維を編み込んで配置することで、高い引張強度で断線防止、伸び・ねじれ耐性の向上に繋げているものと思われます。

 

導体は7 × 0.08mm 単結晶銅>銀メッキ・パラジウム>希土類+パラジウムコーティング>医療グレードPVC 。

導体コアは単結晶銅で、その外側の銀メッキ・パラジウムによる伝導率向上、さらに希土類+パラジウムコーティングによる歪み低減を狙った構造のようです。

これらの導体によって、0.17Ωという低抵抗のケーブルを実現しているようですね。

 

今回は0.78 2PIN・4.4mmを提供いただきました。

 

ケーブルは鮮やかな明るめの紫色。高級感のある綺麗な被膜です。

装飾具は01,02,03などで用いられていた青の留め具ではなく、よくあるアルミ製の装飾具になっています。

 

内部のケブラー繊維のおかげか、癖が付きにくくやや動きは硬めです。

ただ案外しなやかに動いてくれるので、取り回しも悪くないです。

スライダーもちゃんと機能します。

 

ケース付き。木目調のプリントにメーカー名が入っています。

 

 

音の感想

視聴環境

・アラサー男の耳 (16000hz)、ドンシャリ(V字、W字)好き

DAP  SHANLING x TANCHJIM M3 Plus(EQ無、F1、Lowゲイン)

・音量大きめ(やや音漏れが聞こえるくらい)

・イヤホン  BeepAudio Azure、KBEAR KB16 Cepheus

・比較ケーブル  Azure付属ケーブル(4.4mm)

・主なリファレンス曲(flac音源)

  〇藤井風『満ちていく』

  〇米津玄師『海の幽霊』

  〇RIIZE『Boom Boom Bass』

  〇Mrs. GREEN APPLEライラック

  〇凛として時雨『Telecastic fake show』

  〇RADWIMPS会心の一撃

  〇Vaundy『life hack

  〇女王蜂『01』

  〇鹿乃『優しさの記憶』

  〇星街すいせい『綺麗事』

  〇milet『inside you』

  〇宇多田ヒカル『First Love』

  〇トゲナシトゲアリ『雑踏、僕らの街』

  〇Kalafinaアレルヤ

  〇HIMEHINA『LADY CRAZY』

  〇アイナ・ジ・エンド『Love Sick』

  〇梶浦由記 『「Fate/stay night [Heaven's Feel]」コンサート』

 

 

音質について

方向的にはニュートラルな印象。どちらかと言えば寒色寄りでしょうか。

中音域を中心に解像度が高く、クリアで、一音一音を拾いやすくなると同時に、音の繋がりは非常に滑らかです。

音の艶やかさや豊かさに振るというよりは、解像感を高めたい時に良いかもしれません。

 

低音域:低音域はタイトかつアタック感が十分ながら、響きや深みは損ないません。量感としては微増といったところ。

 

中音域:中音域は解像感が高く滑らかです。ボーカルが前面に来るという感じではない印象ですが、中音域全域を押し上げてくれます。あまり過度な味付けは感じません。

 

高音域:量感としての増減はあまり感じませんでしたが、質感の向上は感じました。高解像度で、煌びやかさを残しつつ、どちらかと言えばサラサラとした質感な印象でした。

 

 

リケーブル

「Culemi-09 Violet Fury」×「BeepAudio Azure

非常に聴き心地の良い組み合わせです。

元々のバランスの良さを崩すことなく、全域の解像感を高めてくれます。

ビジュアル的にも紫が映えて美しいですね。

 

aspirinrin.hateblo.jp

 

「Culemi-09 Violet Fury」×「KBEAR KB16 Cepheus

KB16は2DD+6BAの構成ですが、多ドラの分離感にも良く合っていますね。

高解像度かつ繋がりも滑らかで、非常にレベルの高い組み合わせだなと感じました。

カラーも良く合っています。

 

aspirinrin.hateblo.jp

 

 

おわりに(感想・まとめ)

今回は「Culemi-09 Violet Fury」をレビューしました。

美しい紫色のケーブルで、あまり過度に味付けせず高解像感を出したい時に良い選択肢な印象です。ただ、低音域マシマシや、暖色な余韻や響きを重視したい時には向かないかもしれません。

 

音質としてはかなりレベルの高いケーブルだと感じました。少なくともミドルクラスのイヤホンとの組み合わせでボトルネックにはなり得ないだろうなという印象です。

興味のある方には是非聴いていただきたいですね。

 

さて、今回のレビューは以上となります。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

 

 

販売・リンク等

▷公式X:Culemi Audio  

▷販売リンク:

Culemi-09 Violet Fury」は、現在Aliexpressの Culemi Audio Store で販売中です。

 

 

 
 

 

 

【TRN JAWS レビュー】片側8発(4BA+3DD+1PD)のトライブリッド!圧倒的な解像度とキレで聴かせる「サメ」イヤホン!!<PR>

要点

・4BA+3DD+1PDの片側8ドライバー構成が生み出す、圧倒的な解像度と明瞭感

ナチュラル~やや寒色寄りの音色で、キレと抜け感の良いサウンド

・タイトで質の良い低域と、伸びやかかつ煌びやかな高域が織りなす弱ドンシャリ傾向

・抜け感が良く、広々とした見通しの良い音場と優れた定位感

・「JAWS」のイメージにピッタリなクールなイヤホンデザイン

・高品質なケーブルやDAC、豊富なイヤーピースなど、満足度の高い付属品

・歯茎音や高域に刺激を感じることがあるため、エージングやイヤピによる調整推奨

 

 

まえがき

レビュー#37 

今回は TRN JAWS です。

 

「TRN JAWSはその名の通り、(言わずと知れた某映画の)サメをモチーフにしたイヤホンです。なお、「JAWS」自体は顎という意味の単語の複数形です。

JAWS」は4BA+3DD+1PDのハイブリッドで、片側8ドライバーというかなり挑戦的な構成です。

その多ドライバーを上手く活かしているおかげか、高解像度で明瞭感のある、レベルの高いイヤホンに仕上がっていると感じました。

 

なお、「JAWS」はTRNの通称:海洋シリーズに連なるイヤホンであり、構成の近い他の海洋シリーズの製品としては、3DD+1PDを搭載した「WhaleShark」「SHELL」があります。

 

✯海洋シリーズレビュー

aspirinrin.hateblo.jp

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なお、今回の製品はレビューのため TRN 直営店(Amazon) 様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

この依頼に際し、製品提供以外の金品授受その他便宜の提供はございません。また、内容に関して指示等は一切なく、完全に私の知識と経験に基づき感じたままをレビューしています。

 

「TRN JAWSは現在 AmazonのTRN直営店 で販売中です。

Amazonで「TRN JAWS」をチェック   

 

 

仕様

スペック 

ジャック(プラグ)タイプ

3.5mm or 4.4mm

周波数特性

20Hz - 20000Hz

トランスデューサータイプ

ダイナミック・平面駆動ハイブリッド型イヤホン

インピーダンス

27Ω

重量 (イヤホン + ケーブル)

7.8g + 10g

コネクタタイプ

2Pin

感度

114dB
ケーブル長

1.2m ± 3cm

 

ドライバー

JAWS」は、4BA+3DD+1PDの構成。

3基のダイナミックドライバー(DD)、4基のバランスド・アーマチュア(BA)、そして1基の平面駆動ドライバー(PD)からなる、トライブリッド(3種混合)・ドライバー構成を特徴としています。

 

革新的なトリプル・ダイナミックドライバー・システムで音の新境地を切り拓く

10.5mm、8mm、6mmという異なるサイズの3つのダイナミックドライバーを搭載したこの最先端のデザインは、比類のないオーディオ体験を提供します。各ドライバーは、全帯域にわたってシームレスな周波数特性を確保するために綿密に調整されており、音の隙間や歪みといった一般的な問題を排除しています。これらの複数のドライバーが調和して動作することで、より包括的で没入感のあるサウンドステージを提供します。ポップミュージックを楽しむ時も、クラシックの楽曲を楽しむ時も、このヘッドセットは最も本格的なリスニング体験を届けます。

・10.5mm ダイナミックドライバー: ベリリウムメッキ振動板を採用し、広帯域な周波数特性と、低密度ながら優れた剛性を実現しています。

・8mm ダイナミックドライバー: 軽量で耐久性が高く、優れた振動板特性を持つPET振動板を使用しています。

・6mm ダイナミックドライバー: チタンメッキ振動板を採用し、軽さ、高強度、卓越した剛性、耐腐食性を兼ね備えています。

平面駆動音響の傑作:驚くべき自然さでより多くのディテールを明らかに

わずか6mmのナノメートルレベルの平面駆動(プラナー)振動板を搭載したJAWSは、卓越した高周波性能を誇ります。その軽量構造と均一な質量分布により、この振動板はより高速な応答時間と低歪みを実現し、最も高い周波数帯域でも正確な再生を可能にします。独自の振動板モードと周波数応答特性により、オーディオ信号の繊細なニュアンスを正確に捉え、伝達することに特に長けています。その結果、力強い高域の伸びと、より自然で臨場感あふれるリスニング体験を提供します。

 

※仕様情報・画像等については公式販売ページより引用

 

 

付属品や外装

JAWSのパッケージはこんな感じ。

光が当たるとホログラムのようにキラキラ輝きます。

 

中国語、英語で書いてある文章は「私たちの青い惑星を大切にし、海の声に耳を傾け、その色を失わせないでください」という意味だそうです。

WhaleShark」のパッケージにも同じ言葉が刻まれていました。

 

内容物は①本体、②イヤーピース、③ケーブル、④ケーブル型DAC、⑤ケース、⑥説明書等

交換ノズルをはじめ、5種類のイヤーピース、交換プラグなど、充実のラインナップです。A20Kのパッケージで求められるものは大体揃っています。

 

② イヤーピースは4種類・各3サイズ。

フォームタイプからシリコンタイプまで、性格の異なるイヤーピースが揃っているので、かなり充実したチップセットだと思います。

・左側:低反発フォーム(ウレタン)。低音域を強調したい時に。

・中央左側:標準的な弾丸型(黒色)。やや硬め。

・中央右側:標準的な弾丸型(白色)。黒色より開口部がやや広い。

・右側:「T-Eartips」として別売りもされている、少しペタペタするイヤピ。

 

③ ケーブルは「IceEel」として別売りもされているケーブル。

ケーブルは「400芯無酸素銅 銀メッキ線」からなる白銀のケーブルで、装飾具にはロゴや製品名が刻まれており高級感があります。また、しなやかでタッチノイズも少ないので取り回しも良いと言えるでしょう。

 

端子はフラットタイプの0.78mm 2PIN。今までのTRNはQDCタイプが多かったのですが、「TRN SHELL」あたりからフラット2Pinが採用されています。リケーブルしやすくて良いですね。

 

プラグは 3.5mmシングルエンド or 4.4㎜バランスのオプション

今回は3.5mm版を提供いただきました。

 

正直、音質面・使い勝手の面で十分に品質の高いケーブルなので、下手にリケーブルするよりはこのまま使った方が良いかもしれません。

 

④ ケーブルDACはType-C to 3.5mm(4.4mmオプションなら4.4mmが付くのでしょうか…?)で、線は柔らかく取り回しが良いです。

 

この手のケーブルDACにありがちなノイズが少なく、解像度の点では性能の高いDACには劣るものの、手軽に使うには十分な音質を備えていると感じました。

(使われているチップはKT Microのもののようです。)

 

⑤ ケースはプラスチック製のハードケースで、本体、ケーブル、イヤピ位なら十分入るくらいのサイズ感です。ストラップ付で、持ち運びにも便利です。

 

⑥ 説明書等。

なお、100〜500時間のエージングが推奨されています。いつものTRNですね。

 

 

本体・装着感等について

本体・造形について

本体は金属製のフェイスプレートと樹脂製のハウジングの組み合わせです。

フェイスプレートはサメ肌なのか牙で割かれた痕なのか、いずれにせよ確かにサメを連想させるデザインで、黒い表層の隙間からはメッシュ状の金属フィルターが窺えます。

恐らく半開放的な構造になっていて、多少音漏れします。

 

ハウジングは透明になっており、内部のドライバーの様子をしっかりと観察することができます。

 

ピンの端子部分は凹みのないフラットタイプの0.78mm 2PINです。 

ノズルは返しが付いているので、大抵のイヤーピースは装着できると思います。

 

装着感について

本体は片側約3.9gと軽めの樹脂製イヤホンと大差ないくらい。

形状が良く耳へのおさまりが良いため、フィット感が高く、長時間着けていても不快感は少ないです。

8基のドライバーを積みつつ、このコンパクトさにまとめているのは凄いですね。

イヤーピースとしては先述した付属の「T-Eartips」がグリップ力が高くお勧めです。

 

 

音の感想

視聴環境

・アラサー男の耳 (16000hz)、ドンシャリ(V字、W字)好き

エージング  100時間

・SHANLING x TANCHJIM M3 Plus → 本機(EQ無、F1、Lowゲイン)

・音量大きめ(音漏れが聞こえるくらい)

・ケーブル  標準(3.5㎜)

・イヤピ  標準(T-Eartips)

・主なリファレンス曲(flac音源)

  〇藤井風『満ちていく』

  〇米津玄師『海の幽霊』

  〇RIIZE『Boom Boom Bass』

  〇Mrs. GREEN APPLEライラック

  〇凛として時雨『Telecastic fake show』

  〇RADWIMPS会心の一撃

  〇Vaundy『life hack

  〇女王蜂『01』

  〇鹿乃『優しさの記憶』

  〇星街すいせい『綺麗事』

  〇milet『inside you』

  〇宇多田ヒカル『First Love』

  〇トゲナシトゲアリ『雑踏、僕らの街』

  〇Kalafinaアレルヤ

  〇HIMEHINA『LADY CRAZY』

  〇アイナ・ジ・エンド『Love Sick』

  〇梶浦由記 『「Fate/stay night [Heaven's Feel]」コンサート』

 

 

全体的な印象について

音色としてはナチュラル~やや寒色寄り

同じ海洋シリーズで、3DD+1PDの「WhaleShark」や「SHELL」が重厚で近接的な迫力のある音だったのに比べると、カリカリとまでは言いませんが、比較的すっきりとした音色です。4基のBAが追加されているのはかなり大きいのでしょう。

多ドライバーながら全体の音の繋がりはスムーズで、帯域間でのつなぎ目で歪みを感じるようなことはありませんでした。

 

チューニングとしてはドンシャリでしょうか。

全体的な重心としてはやや高めで、高い解像度の中~高音域が印象的です。

WhaleShark」や「SHELL」と比べると低~中音域の量感がやや控えめで、より中高~高音域が際立つ調整になっています。

とはいえ低音が足りないという訳でもなく、どちらかと言えば「よりシャープにバランスが整えられている」、といった印象です。

 

全体を通して音のキレと抜け感が印象的で、解像感が高く見通しの良い音の粒たちがスピード感良く鳴り、スッと抜けていく感覚が心地良いです。

構造的な問題なのか、かなり開放的で広々とした空間を感じることができます。

 

個人的にはやや音量を上げた方がバランス良く聴こえる印象でしたが、上げ過ぎると高音域が刺さりやすくなるので、高音域に敏感な人は音量は下げ目が良いかもしれません。

ちなみに、個人的な所感としては箱出しだと高音域が刺さる感覚が強かったので、エージング(バーンイン)推奨です。本領発揮まで少し時間がかかるため、気長に付き合っていくタイプのイヤホンだと思います。

※周波数特性:公式販売ページより

 

 

各音域について

低音域

キレが良く適度な量感でシャープに整えられた低音域です。

ミッドベースはアタック感と弾力がありつつもキレ良く軽やかで、他音域への滲みもないので、「JAWS」の名前の割にはかなり素行の良い音色です。

サブベースは深みと優れた響きを持ちながらも、抜け感の良さから変に籠ることなく、自然に下支えをしてくれている印象です。

 

WhaleShark」や「SHELL」と比べると量感的に控えめな印象なので、物足りないと感じる可能性もありますが、個人的には突出し過ぎず、全体のバランスのなかで丁度いい塩梅の低音域だと感じました。

 

中音域

クリーンで抜け感の良い中音域です。

全体的に豊かで艶やかな音や、「WhaleShark」や「SHELL」のような迫力ある音というよりは、自然で解像感の高いクリアな音色です。

ドンシャリらしく中音域の凹みを感じる場面もありますが、基本的にはボーカルがやや前面に来るので、埋もれてしまう程ではないです。

 

男性ボーカルは自然で、適度な厚みと深みがあります。ただし抜け感の良いスッキリとした音色と引き換えに、チェストボイスの音の響きは今一つなところがあります。

女性ボーカルは力強く明るい音色で、心地の良い伸びを感じることができます。

一方、声を張る音では突き抜ける心地良さがありますが、一部音源によっては刺さりを感じる場面もありました。

 

楽器類もクリアでスピード感良く、一音一音が綺麗に鳴っている印象です。

ギターやシンセの音が美しく響くのはもちろん、スネアの音も力強く鳴ってはスッと抜けていくので、楽曲のリズムも心地良く感じることができます。

 

高音域

クリアで明るく伸びやかな解像感の高い高音域です。

ハイハットやベルの伸びが良く、また、例によって抜け感が良いので、スッと鳴ってはスッと抜けていく心地良さがあります。

音のディティールも優れており、PDとBAの組み合わせによって高い解像度を実現しているのを感じます。

 

また、音の量感と距離感も丁度良く、空間の広さをより感じさせる、優秀なアクセントとして存在感を発揮しています。

 

なお、曲によってはピークや歯茎音がやや刺激的に感じることがありますが、エージングやイヤーピースの選択によって改善する可能性があります。

 

 

空間表現(ゲームでの利用等)について

サウンドステージは左右にやや広く、上下は標準的な印象ですが非常に抜け感の良い、広々とした見通しの良さを感じます。

定位感とレイヤリングも良く、位置関係を掴みやすいです。

 

定位感が悪くないので、FPSゲームでも十分使えましたが、銃声など高音はやや刺さりやすいのでEQ等で調整してあげるのが良いと思います。

 

 

おわりに(感想・まとめ)

「TRN JAWS」は、片側8ドライバーという挑戦的なトライブリッド構成を破綻なくまとめ上げ、高解像度で明瞭感のある、レベルの高いイヤホンに仕上がっています。

 

これまでレビューしてきた海洋シリーズ「WhaleShark」や「SHELL」が持つ重厚な響きとは対照的に、解像感と鋭いキレやスピード感を重視したチューニングで、抜け感の良さと開放感も魅力的です。

(箱出し直後は少し暴れる印象もありますが、じっくり鳴らし込むことで真価を発揮するタイプだと感じます。)

個人的にはテクニカルでスッキリとしたサウンドを好む層に深く刺さりそうだなと感じました。

 

付属品の豪華さも含め、トータルでのコストパフォーマンスは非常に高い製品だと思いますので、気になった方には是非手に取っていただきたい一本です。

 

さて、今回のレビューは以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

販売・リンク等

▷公式X:TRN 直営店(Amazon)

 

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